ただいまトロフィー収拾の真っ最中。もう苦しくて仕方がない。「やらなきゃいい」で済む話だが、もう少しだからやめられない。あとちょっとだからやめたくない。そんなジレンマ。
そもそもトロフィーは脇役のはず。より深く遊んでもらうためのシステムだと思っている。
それがPSアカウントのくくりになっているせいで、「アカウントの見栄え」にもなっている気がしている。それを誰に見てもらうわけでもなく、誰に評価されるわけでもないのも理解している。
トロフィーを集めている人の全員がそうとは言わないが、収拾している人にはこの感覚が少しは理解してもらえると思う。
さらに『ゲームを購入する前にトロフィー情報を確認して、トロコンできそうでなければ買わない』という、本末転倒な強烈な話を聞いたことがある。ここまで来てしまえば呪いでしかない。
僕もトロフィーは好きだが、その裏側にある苦しみは大嫌いだ。純粋にゲームを楽しみたい。それなのにトロフィーを求めている。
そこでふと思うのは、トロフィーが欲しくて奮闘しているのではなく、トロフィーの取得率や未取得の穴を埋めたい気持ちで動いているのではないか、ということ。
だから、トロフィー獲得の道のりが険しく、苦しみに耐えて手にしても達成感はあまりない。トロフィー一覧の穴が開いている気持ち悪さを解消するために頑張っている。これでは苦しみしか生まれないのも納得してしまう。
もちろん楽しく獲得できるならば全く問題はない。むしろそういうやりやすい範囲でどんどん設定してほしい。そのやりやすい範囲や、苦しくない程度というのも、また人それぞれなのだろうが。
PS5の発表でトロフィーも一新されるとのことだが、正直あまり関心がない。僕が望むのは、もっと見えづらくするか、廃止になること。
あまりにこの脇役が気になってしまうようなら、PCに戻ることも検討している。
そんなの気にしなければいい。本当にそうだと思う。