おまめモ

おまめがメモをしています

【Note】よくわからない苦しみの発見

随分長い間、理由もわからず精神的に苦しい時間を生きてきた。この謎の苦しみが、最近になってようやく解け始めて来たような気がする。具体的に問題を示すことができるまでの認識にはなっていないが、絡みに絡まった釣り糸のような問題のほどき方を、掴みかけている感じがする。ちなみに絡まった糸をほどくとか、ホースをきれいに巻き取ること自体も、苦手というよりすごく嫌いだったりする。

そもそも僕は問題の仕分けが下手だ。この辺も最近になって認識したこと。物事を極端に見る傾向にあるため、課題があってもぼんやりしたものを発見しづらいように思う。

だから、なんだかよくわからない苦しみの中を、なんだかよくわからない苦しみを抱えて、なんだかよくわからない苦しみにぶつかりながら、歩いてきた。

 

このなんだかよくわからない苦しみが見えるようになったのは、話の合う人との出会いがキッカケだと思っている。その人はこの手の話に理解のある人で、やはり苦しみの中を生きてきた人だった。

仕分け作業が下手な僕は話を重ねていくうちに、自分の中の問題がうっすら見えてきた。第一ステップであり、最大のポイントでもある、自分の抱えている問題の発見は、話しをすることで実行できたのである。書き出すことも有効だとよく聞くが、自分の中でそれらを整理するのが問題を洗い出すコツなのだろう。…と、どのようなことでも言うのは簡単で、いざそれを遂行させるのは容易なことではない。

 

なんだかよくわからない苦しみの発見は、おそらくタイミングも強く関わってくる。

「歳を取ると生きるのが楽になる」とか「40代になればいろんなことがわかってくる」とか、そういう類の話に近くて、自分の経験と人の話が自分自身に落とし込めるようになるタイミングが存在する。僕はそのように感じた。

これまでは自分に対する思いだったり、夢だったり、希望だったり、理想ばかり高かったのが、ある時点で「諦め」「納得」「受け入れる」この辺の感覚が飲み込めるようになってきた(これらはネガティブな意味ではない)。これがタイミングだと思う。自分の気持ち以外の感覚を落とし込めるタイミング。そんなものがどこかにあって、これが自力でなんとかなるものではない。だから、そこに苦しみが生じるのかもしれない。そんなことをここ最近で考えていた。

 

「諦め」とか「納得」などについては、また今度書きたいと思う。

 

最近読んだ本たち↓

「なぜ、あなたのアダルトチルドレンは改善されないのか?」は、父との関わりが薄めだった僕にはなかなか強烈だった。

 

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