発売日まで購入を悩んでいましたが、結局当日に買いに走った聖剣3ToM。その日から遊び呆けて、毎日楽しくて仕方ありません。
とりあえずエンディングを迎えたので、聖剣3ToMのレビューをサクッと。
まず、グラフィックは文句なしでしょう。キャラクターは間違いなく全員際立っていますし、必殺技や魔法のエフェクトも十分。
けしからん衣装もさることながら、最終的にデュランの鎧カッコイイになっていました。これはホント。
新しい雰囲気で思い出を辿るのはとても楽しかったです。
戦闘も快適になっています。
SFCでは戦闘になると歩きのみとなり、ジリジリのそのそと距離を詰めていったのに対し、リメイクでは走りながら移動が可能に。そのため敵を倒してそのまま走り抜けられるのが爽快です。
また、仲間の使う必殺技や召喚獣で戦闘が中断せず、常にアクティブなバトルを楽しめます。自分が操作しているキャラクターではカットインが入りますが、そこまで長くもないので気になりません。
画面をぐるぐる動かして、敵の攻撃を回避して攻撃をするところから、アクション性が高く、無双系に近いような感じがします。
ちょうどいい時間から始まるYouTube動画を貼りました。参考にどうぞ。
トロコンはまだ未知な部分もありますが、そこまで難しくはないと思います。しかし、「聖剣の勇者」が「6人全ての仲間を使いこなした」とあるので、6周しなければならないのかもしれません。そのため、難しくはないが時間がかかる類ではないでしょうか。
追記
トロコンまでをまとめました。
今作ではステータスのポイント振りがあります。プレイキャラに合わせてザックリと振っていくだけで問題なく楽しめます。
育成ポイントの振り直しはもちろん可能で、終盤になればクラスチェンジのリセットも可能になります(エンディングまででは、とりあえず必要なアイテムを1つ入手できました)。なのでそこまでシビアに悩まずとも、やりたいように進めて問題はないはず。
個人的な感想としては、SFCでやりこんだ人にはイチオシなゲームです。
グラフィックがすさまじく変わっているため、ドットではわかりづらかった表情、動作、雰囲気などさまざまな部分が見えやすくなっています。フルボイスは賛否あるようですが、僕はアリ。
聖剣3の売りに、フクザツに入り組んだストーリーも外せません。グラフィック、ボイスのおかけでストーリーに楽しさや重み、深みも増しています。
何よりBGMやSEが懐かしい。BGMはリメイクとオリジナルの選択ができて、より懐かしさを味わえます。
バトルでは移動速度の上昇、ショートカット登録、レベルの上がりやすさなど、快適さも今風に。
ヘンにあれこれと小難し要素を入れず、シンプルにサクサク突き進む。手軽に楽しめられる印象を受けました。思い出に浸りながら、再度物語を楽しむには十分な出来だと思います。
ただし初見にはやや物足りなさがあるのではと考えています。
当時僕は狂ったようにSFCの聖剣伝説3を遊んでいました。なので思い出補正がとにかく強くかかっており、SFC版とPS4版の比較を含め、この補正で良い部分しか見えていない可能性も否定できません。
とはいえ、アクション要素、キャラのグラフィックはオススメできます。気になるようではあればぜひ遊んでみてください。
余談ながら、回避のシンプルさが好きです。これがガードになったら一気にテンポが悪くなってしまうのではと妄想していました。