前々から気になっていたジョジョEoHをセールのタイミングで購入しました。
パッケージ版は高騰していて、中古でも7000円ほど。さぞオンラインには人がいるだろうと思いきや皆無でした。ちなみにDL版は半額で4000円ほど。それでも高値な雰囲気…。
続きが気になるストーリーモード
随分前にどこかで見た、「ストーリーが始まった途端に終わる」という強烈なワード。
そこはその通りで、ストーリーモードはつど回想から始まり、本家の終わりからオリジナルストーリーが始まります。拒絶しがちなオリジナルストーリーは、「これはこれ」で楽しめました。
フルムービーで進行されれば120点。そこは予算の関係で厳しいのでしょう。
とはいえ、フルボイスで繰り広げられるやりとりはしっかりできていて、オリジナル独特の違和感はありません。
キャラが際立つバトルシステム
醍醐味であるバトルは、さまざまなギミックのあるマップで行う2対2のタッグマッチ。
□で通常攻撃、L1とほかのボタンを組み合わせてスキルを発動、○で回避という具合に、基本操作はとくに難しくありません。
味方が攻撃されているのを阻止したり、敵への攻撃に追い打ちをかけたり、チーム戦ならではの楽しみがあります。
また、特定の組み合わせで発生する必殺技はたまらないモノばかり。
さまざまな場面で発生する掛け合いからは作り手のこだわりを感じられます。
さらっと書いている「必殺技」と「掛け合い」の2点こそが、このゲームの醍醐味だと思いました。もちろんスキルやそれらのネーミングセンス、モーション、グラフィック、ひいてはメニュー画面やコンテンツまで、たくさんのところに愛を感じます。
一方で、気になるところもチラホラ。
攻撃モーションが重たい。ダウンからの復帰に時間がかかる。カットインが多い。などなどで、バトルはもったりした感じがあります。カットインはキャラにより20秒近くかかることもあり、苦笑いでした。
また、敵との距離感、角度の把握が難しく、攻撃が当たらないことが多々あります。100時間ほどプレイしても間合い管理は難しいです。
格ゲーやアクション要素を強く求めているとやや不満があるかもしれません。
さいごに
なんだかんだで結構楽しめていて、触れていないキャラもかなりいます。掛け合いも聞くたびにニヤニヤして、まだまだ楽しめそうな気がしています。
一番好きであろうアナスイ、ウェザーリポートを操作できたのが嬉しかったです。
ジョジョゲーでは恒例の?ギャラリー徘徊も欠かせません。
個人的にジョジョ辞典がお気に入り。本作に登場しないキャラクターも書かれていて、ついつい眺めてしまいます。
やりこみ要素も十分で1人でも楽しめる、ジョジョファンならきっと満足であろうゲームでした。
無事にトロコンもできたのですが、オンラインで4人プレイをする「覚悟はしてきてんだろ?」が不安でたまりませんでした。発売から数年が経っているため、こればかりは引かれ合うしかありません。タイミング次第でマッチングできるので、ちょこちょこ覗くのをオススメします。