日々格ゲーに勤しんでいたところ、「せっかくPS4持ってるんだからグラフィックを楽しめるゲームもやったら?」と勧められたFARCRYシリーズ。へヴィゲーマーの友人が勧めて来るならばとFARCRY5を購入しました。
ざっくりとしたゲーム内容は、カルト教団と戦いながらエリアを制圧していくオープンワールドFPS。ストーリーに従って進めているのに、自分が行っていることに疑問を抱いてしまう奥深さがありました。
繊細なグラフィックに見入ってしまう
勧められた理由の通り、グラフィックが素晴らしいです。細部に至るまでこだわりを感じます。
ストーリー進行も兼ねているムービーは、実写映画でも見ているかのようなリアリティ。ゲーム開始直後はあまりの迫力にコントローラーを置いて見入っていました。その感激は一段落した今現在でも顕在です。
また、このゲームの見どころの1つに高所があります。高い場所がしっかりこわいです。
飛び降りたとき、落ちてしまったときのふわっとした、ゾクゾク感は強烈。
足を滑らせないように歩く場面では、文字通り手に汗握ります。
世界にはいろんなヤツがいる
このゲームの楽しさは独特な世界観からもたらされます。
僕のイチオシは個性的過ぎる登場人物たち。フルボイスで繰り広げられるちょっとした会話はもちろん、シモネタ、自慢話、自分語り、それもしょうもないものがほとんどで、良い意味でのくだらなさが楽しい。些細なセリフもいちいちおもしろいからたまりません。
太いヤツ、細いヤツ。腕っぷしの強いヤツ、強くないヤツ。賢いヤツ、そうでないヤツ。落ち着いたヤツ、賑やかなヤツ。
いろんなヤツが前を向いて生きているなかで、自分自身の在り方についても考えさせられました。
世界にはいろんなヤツがいて良いらしいです。
さいごに
このゲームの楽しさは、NPCに個人を感じられるところかもしれません。
そもそもモブがあまりおらず、名前を持つキャラクターが非常に多い。それでいて各々みんなに我を感じられる。それぞれのヘンを感じられる。
自由度が高いゲームだからこそ、いろんなヤツがいることで、より広い世界を感じられたように思います。
不満の声が多いラストは、僕も疑問が残りました。言い換えればまだ先があるということで。
続編のFARCRY New Dawnも近々プレイする予定です。どのように始まり、どのように終わるのか。今から楽しみです。