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【Music】映画「バイロケーション」を観たあとに黒夢「ゲルニカ」を視聴した感想と妄想

黒夢の「ゲルニカ」は初めて強烈に感銘を受けた曲。

あまりに酔いしれてしまい、あれこれ考えて記事にしました。

「ゲルニカ」は映画バイロケーションの書き下ろしの曲ということで、上部リンクの過去記事で僕はこのようなことを述べていました。

おそらく、このゲルニカはバイロケーションを見終わることで完成、理解できると思います。

それからおよそ1年半が経ち、ようやくバイロケーションを観ました。

観終えてから感じたゲルニカについて、いくつかの感想と妄想を書いてきます。

 

MVから読み取れるバイロケーションとの絡み

何度もMVを眺めていて、とくに気になるのは人時さんが何度も同じ通路を歩くシーン。

映画バイロケーション内でもある部屋にいくため、何度も鏡のある通路を歩くシーンがあります。

その部屋に向かうのはバイロケーションが存在している者。つまりもう1人の自分がいる者。

よって、人時さんは2人いるように感じました。

過去と現在、現在と未来、人時さんから見る自分、清春さんから見た人時さん。

また、バイロケーションは自分自身が鏡に写っているのを確認できますが、鏡に写った自分(バイロケーション)は他人には見えません。

曲を終えてから散々鏡に写っていた清春さんが部屋から出て、通路だけが写る。

鏡に写った自分がいて通路に出たら誰もいない。自分以外には見えない。

これもバイロケーションが生じているように感じました。

清春さん、人時さんも2人いる。

それはやはり活動停止前の黒夢、活動再開からの黒夢なのでしょうか。

 

歌詞から読み取れるバイロケーションとの絡み

「過去と未来を捨ててゆくよ」から始まる1番目のサビ。

過去を今まで行ってきたこと、未来はこれから行うこと。

これからはそれらのことに縛られず行く。

日本武道館でライブを終えた清春さん、人時さんが出したコメントからもそのようなものを伺えます。

 

このサビのフレーズは映画バイロケーションでも思うところがあり、主人公が絵描きだった過去と結婚して幸せになった未来。

それらを捨てるのと重なります。

 

2番目のサビでは残せるものは「香り」と「メロディー」と「今を生きたという証」とあります。

作詞が清春さんなので「タバコの香り」と「音楽」と「今を生きたという証」になるのでしょうか。

バイロケーションでは主人公は喫煙者で「タバコの香り」が一致し、メロディーは夫が目が不自由なため「音」として、今を生きた証は「絵」か「結婚」。

妄想なので定かではありませんが、サビに起用する言葉なだけあって深い意味があるように感じました。

 

さいごに

あれこれ好き勝手書きましたが、書いたことが正しい確証はどこにもありません。

僕がゲルニカを聴いて、見て感じた妄想です。

1つの曲でこれだけのことを考えて、整理して、きれいにまとめられていないながらも妄想を書き記して公開しようと思うのは、それだけこの曲に強く惹きつけられているからです。

リリースから1年半以上経っても魅力は衰えず、今聴いても体の中がゾクゾクします。

頭一つ抜けてこれほど長く愛し続けられる黒夢の「ゲルニカ」には、僕の中の何かと強く結びついていて、それがなんなのか、目に見えないのは「音楽」ならではの特徴のように思いました。

 

ゲルニカの妄想はこれにてひとまず終了です。

頭がパンクしそうで疲れました。

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