初めてゲルニカを視聴したのは、この動画でした。
黒夢 / ゲルニカ/I HATE YOUR POPSTAR LIFE (WEB SPOT ...
視聴する前は、「黒夢の曲が映画の主題歌になる」程度の認識しかなく、この動画も気軽にぽちっと再生したのを覚えています。
曲の第一印象から、ソロっぽい雰囲気を感じながら聴いていたのですが、ゲルニカのサビに入ってから、無心で聴き入っていました。
絶妙なメロディに加えて清春さんの歌声、終始ゾクゾクが止まらない状態に感激。
インタビュー記事とフルバージョンを経て感じたこと
発売日に下記の記事を読みました。
【インタビュー】黒夢「もっと自由であっていいと思うし、僕ら自身が黒夢に縛られる必要もない。形式としての黒夢がいつまでも続くとは思ってない」|BARKS音楽ニュース
いろいろ思うことがあった深い記事であり、はてブのコメントには文字数制限から感想を書ききれませんでした。
自分の気持ちもまとめきれずモヤモヤ。
数日後に、ゲルニカのMUSIC VIDEO フルバージョンを視聴。
黒夢 / ゲルニカ(MISIC VIDEO FULL) - YouTube
余計なぼくの言葉を足したくないくらい、つくり込まれた曲であって、この動画を再生するたびに無言で見入ってしまっています。
鳥肌ものですわ…/黒夢 / ゲルニカ(MISIC VIDEO FULL): http://t.co/KBc4IWCKQJ @youtubeさんから
— おまめ (@omamemame3) 2013年12月13日
鏡、ガラス、双子?、タトゥーやら、シンメトリーをすごい思わせるところがある。でも、同じではないと感じる。ゲルニカ。すごい…。
— おまめ (@omamemame3) 2013年12月13日
正直、こんなに深く考えたことは今までなかった。命つかってつくる作品だからじっくり堪能してなんぼだね。CDを大事に大事にしてあるけど、ボロボロになるまで歌詞カード読んだりすべきなのかなー。
— おまめ (@omamemame3) 2013年12月13日
フルバージョンを視聴した直後の感想で、勢いに任せてツイート。
今でも動画を再生すると、曲に集中して、映像に何が込められているのか、まばたきをすることが惜しいと感じるくらいの姿勢で見ています。
映画「バイロケーション」との関係
ゲルニカは映画「バイロケーション」の書き下ろしということで、バイロケーションについて少しリサーチしてから再度ゲルニカを視聴すると、またニュアンスが変わりました。
先ほどの2つ目のツイートで、シンメトリー云々言っていますが、映画公式サイトの情報を一通り読み、とくに「バイロケーションの特性」を読むと、バイロケーションとの繋がりを明確に感じ取れました。
おそらく、このゲルニカはバイロケーションを見終わることで完成、理解できると思います。
また、バイロケーションの主題歌は黒夢で良かった、適任であったと感じました。
続いて、タイトルとなっているピカソの絵画「ゲルニカ」もWikipediaで調べてみました。
裏話の項目で、2人の女性の争いについて書かれており、バイロケーションとも繋がります。
しかし、歌詞の中には「希望のゲルニカ」とあり、絵画のゲルニカは「反戦のシンボルであり続けていた」とも表記されていることから、争いを回避したいニュアンスにも受け取れます。
歌詞から読み取れる黒夢の今後
清春さんがたまに口にする黒夢の活動停止を示唆する話題と、強く関連づけられるような、2番目のサビの部分がとても意味深に感じてしまいます。
活動停止前の黒夢と、活動再開からの黒夢。
同じものであって、同じものではないと、ぼくは感じています。
もちろん、年月と、清春さんと人時さんの考え方なども変わってきて、活動を停止することがなかった場合でも、何かしら変化はあったはずです。
ぼくの中では一度活動を停止したことにより、同じ黒夢でも、別の黒夢と分けて捉えるようになってしまいました。
分けて捉えることにマイナスイメージはなく、黒夢、sads、ソロ、そして黒夢。
4つ目の清春さんの活動として認知しています。
終わりに
ゲルニカについて考えだすと、様々な妄想が繰り広げられていき、楽しいやらつらいやら、考えすぎて疲れてしまうほど、いろいろな気持ちが湧きあがります。
映画も見たいのですが、一番苦手なジャンルのホラーなので、即答できないところが悩ましい…。
1月29日はアルバム「黒と影」も発売され、ゲルニカの歌詞とも深く絡んでいると思われます。
清春さんのファンでありながらも、ここまでたくさんのことを意識して音楽を聴いたことは初めてであり、本当に音楽は奥深いものだと改めて知りました。
曲の真意は生み出した人のみが知る、と思い、これからも妄想を膨らませていけたらと思います。
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