背面をトントンと2回タップでアクションが起こる「クイックタップ」を使っていますか。
便利なこの機能は、設定→システム→ジェスチャー→「クイックタップでアクションを開始」から設定が行えます。
僕はこれまで音楽アプリの起動で設定していましたが、最近ではライトのオンオフのスイッチ機能が追加され、すかさず設定しました。これは本当にありがたい。
なお現状では以下からの選択が可能。
- スクリーンショットを撮る
- デジタルアシスタントの起動
- メディアを再生または一時停止
- 最近使用したアプリを表示
- 通知を表示
- ライトのON/OFFを切り替える
- アプリを開く
「アプリを開く」では任意のアプリを設定できるため、使用頻度の高いものや咄嗟に使うアプリなどを設定しておくと便利です。
起動スピードを求められるものとして多そうなのは、d払いやPayPayアプリなどの支払い系でしょうか。ポイントカードや会員証アプリなども良さそうです、これらのアプリを『クイックタップ』に設定をしておけば、背面をトントンで起動できます。
しかし、トントンで起動はできるものの、どのようなルールで起動できるのかが謎だったので簡単に検証をしてみました。(というのも、起動してほしいときに起動できずストレスフルだったためです)Android15,Pixel9 Pro使用。
ライトでの検証
ライトのオンオフは以下の通り。
1.画面消灯(画面が点いていない)
不可
2-1.ロック画面(ロック時)
不可
2-2.ロック画面(解除時)
可
3.ホーム画面
可
2-1と2-2が判明してややこしい結果となりました。
まず画面消灯時ではライトの起動はできませんでした。夜道や明かりがほしいときに便利かと思っていたのですが、これはできないようです。かなり悔しい。
続いてロック画面。
ロック画面であっても「ロック中」と「ロック解除時」があって、ロック中は不可、ロック解除時は可でした。ロック画面でもロックは解除されているから有効(ホーム画面と同義)の認識なのでしょう。
ホーム画面ではもちろん可の結果に。
アプリでの検証(ポケモンGOを使用)も行いましたが結果は同じでした。
ただし2-1.のロック画面(ロック時)ではロック解除を求める反応となった(解除するとアプリが起動する)ので、2-1でもライトのオンオフが行えても良さそうな気もします。
総括としては、ロック画面での挙動は不安定で、ロック解除してからが確実な印象でした。ロック画面でのできたりできなかったりがモヤモヤポイントです。
ちなみにクイックタップ設定ページ最下部にある「強いタップが必要」にチェックを入れると誤作動を防止できます。ケース使用時の感度調整にも効果的かもしれません。ちなみに僕はスマホケース不使用ではチェックを入れて、ケース使用時にはチェックを外しています。