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【LifeStyle】風邪をひいて弱気になった

数年ぶりに風邪をひきました。風邪を患うのはつらく苦しく、なにより思うように動けないのがもったいなくて仕方ない。こんな状態は損でしかない。だからこそ徹底して予防してきたにも関わらず、風邪をひくときはひいてしまうらしい。

僕はいつもの状態ではないとき、そわそわしてしまいます。風邪をひいているときもそう。いつもと違った感覚であるため、どうも落ち着かない。具合が悪いのだからゆっくり休んでいれば良いのに、それに反発してしまいかえってゆっくりできません。

これはいつもと違う状態を自分が受け入れられないのが原因らしいです。自分はこうでなければならない(僕の場合は健康で元気でなければならない)と、自分自身で強要している様子。

人間はナマモノなので常に一定の状態を保つのは難しいと理解はしていても、納得はできていないのでしょう。

 

そんなしんどい風邪の最中、外出ついでにふらっと書店へ行きました。そこで目に留まった1冊の本。

「大人はご遠慮ください」の煽りに惹かれてパラパラと眺め、そのままレジへと進みました。

購入の決め手となったのは「大人はご遠慮ください」の続きに「(十代のおさらいをしたい人なら、大歓迎です。)」とあったから。

僕の10代は不登校、不安障害などでデコボコ道でしたが、逆に何があったのかよくわからず、漠然とぼんやりとしていた時でもあります。息苦しさを感じていた時のことを振り返ってみるのと同時に、多感な10代はどのように過ごすものなのか、どのように感じるものなのかを客観的に知る手立てになるのではと期待していました。

そして現在コツコツと進行中。若い人向けの本なのでとても読みやすく、書き手の放つメッセージが僕の心にも届きます。

 

僕はメンタルやココロに関心があります。しかし、現実に生きているとそこを見る余裕がだんだんなくなっているように感じていました。

今回風邪をひいて気弱になり、改めて自分を見つめ直す時間ができた。その点においては風邪をひくのも悪くないと考えるところです。

 

周りを見る余裕がなくなるくらいのスピードを出せるようにはなりましたが、景色を眺めながら進んでいくのが僕の理想です。突き進むチカラと周りを見渡すチカラのバランスを保つのは難しい。それでも過去を振り返るくらいに現在は進めているようなので、そこは自分を認めてあげたいポイントです。

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