僕は「何もしない」ができません。
そもそも何をもって何もしないなのか。そんなことを考えてしまう面倒なタイプ。つまり、何かをするしないの二択しか考えられない、ニュートラルになれないタイプです。
少し時間ができれば「何かをしなければならない」と思い、無理やり何かをする。昼寝は時間がもったいないのであまりしません。昼寝も「する」なので、なかなか寝付けないとイライラしてしまいます。
僕は寝ているときに起こされるのがとにかく不愉快。普段は怒ったりしなくても、騒音で起こされたときには暴れたくなるくらい不機嫌に。おそらくそれは寝るをしているのを妨害されたからなのかもしれません。
また、朝の目覚めがすこぶる良く、あまりの覚醒具合から寝起き直後に九九を試してみました。結果はスムーズにクリア。寝起きに九九を試すことを覚えていて、それをそつなくこなしてしまう僕の頭はきちんと休めているのか心配になってしまいました。
寝ると起きるの切り替えがうまいのは良いのですが、少しボーっとしている時間も大事との情報を聞き入れ、それはできない相談だと眉をひそめています。
軽い風邪のような状態になったとき、頭がボーっとしてうまく動けないことに苛立っていました。スッキリしない気分にモヤモヤしながらも「風邪のときくらいゆっくりしたらいい」と自分に言い聞かせてのんびりと。頭がうまく働かないことによって物事に対する反応も鈍くなり、さまざまなことへの関心も薄れていました。
その状況がとても気楽に感じて、フツウの人はだいたいこんな感覚でいるのだろうかと疑問に。もしもそうならば、これは素晴らしい。いいなあ、なんてぼやいたりもしていました。
一緒にいる人からも「何もしないでいると落ち着かないね」なんていわれる始末で、傍から見てもやはりそのように見えるらしいです。子どもの頃に「暇だ」が口癖だったのを思い出し、それが今に影響しているのではと考えています。
いつもアクティブに何かをしていなければならないのは本当に疲れます。これが僕のなかで当たり前となっているため、ボーっとしていたときは何もしていないのに刺激的でした。
これも今の課題である「考えるより感じること」に通じているような気がしています。
以前にも同じようなことを考えていたのか、本を積んでいたを思い出しました。
次回へ続きます。