どこでもドラゴンはドット好き、やり込み好きにオススメしたいゲームです。
ゲームはドラゴンとの契約から始まります。
ドラゴンを育成する「冒険」や、アリーナでの「バトル」によってターンを消費し、決められたターン数を経過すると契約満了となります。
一生懸命育てたドラゴンとのお別れは悲しいですが、これが定め。お別れしたドラゴンはアルバムに残り、一部のバトルで使用可能となります。
ドラゴンと契約をしたら冒険へ。画面をタップすればドラゴンの応援もできます。1タップで1秒時間が短縮され、アイテムを使えばより効果的に短縮させることができます。やさしいキモチでトントンタップしてしまうのは、このグラフィックのおかげなのでしょう。
そして育てたドラゴンでアリーナの制覇を目指します。
ドラゴンはオートで戦い、ブリーダーは必殺技のタイミング指示するだけ。思うようにバトルが進まないところにおもしろさを感じます。そのぶん勝てたときの喜びは大きく、大事に育ててきたドラゴンだからこそ、やった!とガッツポーズをとる場面もありました。
すぐにクリアしてしまいそうな雰囲気だったアリーナは、実際にはなかなか険しい道のり。一定期間で契約満了になってしまうドラゴンをいかに強くするか。ターン消費の計画性がランクアップの鍵となります。
マスター・カリバーと戦うために、日々コツコツと育成に勤しんでいます。
記録やアルバムなどたっぷりのやり込み要素に対して、このゲームは引き継ぎに対応していません。残念に思うポイントですが、「このスマホで起こっている物語」と考えて楽しんでいます。スマホを変えたら今の子たちには会えないはかなさも、僕にとっては楽しめる要素なのかもしれません。
どこでもドラゴンは電波のない環境でも遊べるため、機種変更を済ませてメインではなくなったスマホでも楽しめます。スマホが動けば楽しめるので、いつまでも、どこでも遊べるゲームです。
遊ばなくてもフレンドに迷惑がかからず、遊びたいときに遊べる。遊びたいときに遊べないこともあるかもしれませんが。とりあえずスマホに忍ばせておいても損はないと思います。どこでもドラゴンが待っています。
意見や感想を眺めていると、過去の関連作品とどうこう言われているのが目立ちます。それはもちろん大きな後ろ盾でしょうが、シンプルにこのゲームがおもしろい。それでいいのではないかと思ってしまいました。