基本無料ゲームの広告収入スタイルにはさまざまなモノがあります。
画面の隅にチラチラと存在アピールして隙あらば誤タップを狙ってくるモノ。画面が切り替わるときに突然いい場所に出現して間違ってタップしてしまうモノ。どうにかタップさせようとする意気込みに嫌悪を抱いてしまい、このようなネガティブ解釈になっています。
また、ゲームの最中に広告が表示されるのは画面に広がる世界に異質なものが入ってくる違和感と不快感から、ゲームの世界が壊されてしまうようにも感じています。
それらのせいで広告が表示されるゲームは避ける傾向に。
そんななか心待ちにしていたゲームが広告表示ありとのことで、どのようなゲームになるのだろうと不安でいっぱいでした。
そしてリリースされたゲームは直接干渉しづらい広告任意クリック型。
このシステムならばプレイ画面に広告は表示されません。また、広告を見れば唯一の課金要素であるゲーム内通貨をもらえてプレイヤーもホクホク。見なければ通貨がもらえないだけのことで、全く見なくてもゲームを楽しめます。実質広告なしとも言えそうです。
加えて広告を見る選択も、表示させる有無を確認するエリアをタップする必要があり、ゲームプレイと広告に距離をおいているように感じました。
広告を見れば課金なしで十分に遊べているため、今では感謝の気持ちも込めて広告を見ています。
嫌悪感しかなかったゲーム内の広告に対して、見せ方や扱い方によって大きく感じ方が変わるのを体感しました。そして、収益に対する加減の難しさを感じられたように思います。
そもそもそこまで気にしている人はそこまで多くないのかもしれない。そんなことも考えさせられた一件でした。