僕は写真を撮るのが苦手です。あまりのセンスのなさに、撮った写真を眺めながら「ナンダコレ」と落胆しています。
せっかくおもしろい場所へ行ってステキなモノを撮影しても、いざSNSへアップしようとしたら、ほぼほぼ毎回「ナンダコレ」です。
先日撮影した夜桜の写真。下から照らす強いライトで白黒写真のようでした。これがおもしろいとSNSへアップするも、全体的なバランスが不満になってアーカイブ。
こちらの写真は聖剣が刺さってそうだと撮った写真。なんだかソレっぽく撮れたので満足しています。
この2つの違いはなにか。それは記録用に撮ったモノと見せる用に撮ったモノでした。
僕はおもしろいと感じたモノを即撮影するクセがあります。せっかくカメラがあるなら、刺激を受けたモノをバシバシ取りたい。無限に撮りためられる時代なのだから、忘れないよう撮るべきだと考えています。
そんなふうに記録として撮ったモノを人に見せようとしても、まあダメでしょう。
一方で、おもしろく見せようとして撮影したモノは、見せるために撮影してあるので、そこそこに写っているというワケです。
必死にSNS映えするような写真を撮っている人を見て「がんばってるなあ」と思っている僕ですが、適当に撮った写真はやはり適当で、残念な感じになるのを今回身に染みて理解できました。
魅せるためには努力が必要なようです。