ドラゴンクエストライバルズがリリースされてから、日本でもデジタルカードゲームがアツくなっているように感じています。
「カードゲームで遊びたいけど、相手がいない」
そんな人にオススメなデジタルカードゲーム。しかし、デジタルなだけあって、カードの現物がないのがネック。対人バトルは可能でも、パックを購入するワクワク感も薄く、トレード機能もだいたいありません。リアルとデジタルの差を遊ぶたびに感じています。
それでも楽しめていた、熱量のあるデジタルカードゲームを4つ紹介します。
遊戯王 デュエルリンクス
まずは国内にてデジタルカードゲームの火付け役になったと思われる、「遊戯王 デュエルリンクス」です。PC版も公開予定であり、ますます熱を帯びそうな予感。
スマホで遊べる手軽さも魅力的ながら、腰を据えて遊ぶPCのほうが僕は好みです。
ゲームの詳細は下記リンクからどうぞ。
シャドウバース
少し前からはシャドウバースが話題となっています。CMにも力を入れているので、名前を耳にしたことのある人も多いハズ。僕は主にPCからプレイしていました。
日本人向けのデザインと圧倒的なユーザー数が特徴。カードの説明書きがフクザツなところに好みが別れそう。
こちらもスマホ版とPC版があります。
ハースストーン
「ハースストーン」は『シャドウバースのベースになっている』といわれるほど上手くできており、世界中で遊ばれているため、プレイヤー数も最高クラスです。
ビジュアル面も重視されるカードゲームでは、ハースストーンの洋風なテイストが国内では受け入れづらい様子。しかしながら、国内でもアツいのに間違いありません。
ハースストーンはゲームシステムやカード説明がスマート。新規が始めやすく続けやすいゲームだと思っています。スマートな内容に反して、1ゲームは長く、戦略も非常にフクザツ。
オフラインイベント「炉端の集い」では、リアルなカードゲームと同様、面と向かってのプレイが可能に。公式で開催される場合もあれば、プレイヤーが主宰する場合もあり、とても興味深く、強い関心を抱いています。
また、Wi-Fiを介してプレイヤーを検知できるので、公衆Wi-Fiでは思わぬマッチングがあるかもしれません。
特殊ルールがクセになる「酒場の喧嘩」など、さまざまな工夫をこらしてあるところに、人気ゲームの強みを感じます。
ドラゴンクエストライバルズ
最後に「ドラゴンクエストライバルズ」です。
RPGのドラクエをこのようなカタチで遊びたくないと勝手に反発していましたが、手を付けてみるとおもしろい。
テリーの剣技、アリーナの格闘、ミネアのタロットなど、キャラクターの特性を活かしており、カードモンスターを含めてドラクエが活きています。
このゲームはカードのほかに陣形システムが奥深く、どこに何を配置するかを考えなければ強いユニットもあっさり撃破されてしまいます。思慮深く配置しても、相手のカード効果で不意を突かれてしまうのはカードゲームならでは。
公開から日も浅いため、スタートの差があまりないのもポイント。
記念配布のカードパックからも十分に戦える編成が組めるため、とりあえず遊んでみても良いかと思います。
さいごに
洋ゲーのハースストーンをプレイしてみて、国内ゲームはカードパックの配布が極めて多いのに気づきました。言い方を変えるとハースストーンは配布があまりありません。
カードゲームは手持ちが充実していないと編成が絞られてしまうため、シンプルにカードパックを買うのが強くなる道。ですので、課金に気が進まない人にはオススメできないのがハースストーンです。
しかし、その分本気な猛者がゴロゴロいるので、真剣に楽しみたい人にはオススメできるゲームです。
また、ハースストーンはeスポーツにもなっています。世界的な熱量はほかのゲームより突出しているでしょう。
個人的なオススメがハースストーンなので、ほかより随分プッシュするカタチとなりましたが、紹介した全てのゲームがおもしろいです。
冒頭でも書いた「カードゲームで遊びたいたいけど、相手がいない」と感じている人に、興味のあるものに触るだけでも、ぜひ遊んでみてほしいと思います。