今年は人生で最も映画を観た年でした。Twitterにいる映画好きの方に感化されたのだと思います。そして、動画見放題のdTVとNexus Player、映画を観やすい環境にあったのも大きかったです。
【Android】テレビでアプリ、動画が見られるNexusPlayerは思ったより楽しい - おまめモ
比較的古い作品ばかりですが、今年観た映画の中で印象的だった作品を5つ挙げてみました。
1つめは「ジョーズ」
「サメのヤツ」といえば、即伝わってしまうあのジョーズ。ここまで認知度が高くなるのも納得な作品でした。40年前の映画と思わせない圧倒さは本当にすごい。CGを使っていないぶん、リアルさが増し、恐ろしさが際立っています。
「サメのヤツ」だけの認識であれば、ぜひ見てほしい作品。ただの人食いサメだったら、ここまで恐ろしくはないはず…。
2つめは「バチカンで逢いましょう」
メンタルがガサガサだったときに、表紙の陽気なおばさんに惹かれて観た作品。涙を流せるような作品を求めていたのに内容はコメディタッチ。ナンダコレと観ていたところ、ドンドン引き込まれて最後にはしみじみとしていました。
歳をとってもやりたいことはできる、何歳でもやって良い。いつまでもアクティブでありたいと考えさせられる作品でした。コメディ要素を含むやり取りで思わず笑みがこぼれてしまうところはもちろん、ヨーロッパの素敵な景色も楽しめます。どこの世界でもおばちゃんはさまざまな意味で強い。
3つめは「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
この映画もよくわからないまま観はじめて、そのまま最後まで見入っていました。
911テロにより父を失い、トラウマを抱えた少年が父の残した鍵の意味を探し求め、冒険をする物語。しばしばパニックを起こすシーンの心境が、苦しいほど伝わってくるのが印象的でした。また、少年と冒険を共にする老人が最高にかっこいい。少年を諭すようにトラウマから解き放っていくところは、歳を重ねた人間ならでは。人との関わりの大切さ、そして親との繋がりを遠くから見守っている気分になる映画です。
4つめは「しあわせのパン」
原田知世、大泉洋が主演の邦画です。
北海道ののどかな場所に夫婦でパンカフェを営み、訪問する客とのやり取りを描いた映画。とりわけてドカンとインパクトのあるところはなく、眠たくなるくらいゆったりとした時間を過ごせました。
誰も自分を知らない、自然が溢れる未知の土地へポンと飛びだし、こんなにほのぼのとした時間を過ごせたら心身ともにリラックスできるだろう。まずはちょっと散歩へ出かけよう。そんなふうに思えるようになった、身も心も軽くなる映画です。
5つめは「ロッキー」
タイトルだけは知っていて、キーワードは「エイドリアン」、そしてあのテーマソング。何気に再生したみたら、心をガッチリ鷲掴みにされてしまいました。今年、僕が最も衝撃的を受けたのはロッキー第一作目です。3作目まで観ましたが、ベストは今のところ無印。バイブル的存在になるほどのインパクトがありました。
言葉ではうまく説明できない、精神的に、心にガツンとくるものがあります。とくに第一作目はさまざまな葛藤、不安、目標が顕著に表れているためわかりやすい。
ロッキーのテーマも映画を観る前と観た後とでは印象がガラリと変わりました。
ロッキーのテーマは壮絶な場面でよく使われるけど、映画を見たあとではまた印象が変わってくる。中学、高校の吹奏楽で演奏するなら、演奏前に映画を見たら雰囲気が変わりそう。
— おまめ (@omamemame3) 2016年12月12日
最近は自分でもうるさいと思えるくらいにロッキーロッキーとツイートしています。久々にアツくなれるモノと出会えて嬉しい。
さいごに
見放題サービスの登場により、現物レンタルよりも手軽に映画が観られる時代になりました。おかげで家にいたままたくさんの映画を観ることができ、このような記事を書けています。また、1000円を切る値段でDVDを購入できるのにも驚きました。ロッキーは手元に現物をおいて、いつでも見られる環境にしたいです。
年末年始の空いた時間に、これらの映画はいかがでしょうか。
docomo以外でも登録できる見放題サービスのdTV。オススメです。