連日の気温差やおかしな天気、そしてクーラーの影響で自律神経が乱れているのをひしひしと感じています。
とりわけ目の調子がイマイチで、視界がハッキリしないような、うろうろするような、ふわふわするような、うまく説明できないめまいの再発。
PC、スマホ、本、テレビと視覚を酷使する環境のせいもあるでしょう。
目が疲れたときは、遠くを眺めてピント調節機能を休めるのが効果的なようで、しばしば遠くを眺めたり、緑を眺めるようにしています。
そんな今日も目の調子がイマイチ。外は暑いので部屋の中から遠くの雲を眺めていました。
5分、10分眺めていると、山にかかっている入道雲がとてつもなく大きいことに気付きました。
どのくらい大きいのか山と比較して眺めていると、だんだん真っ白い雲を見る目がつらくなってきて、雪目のような状態に。このままでは休めるはずの目がかえって不調になってしまうので、雲の観察を断念。
そのままカーテンを少し開けて、網戸も開けたままベッドでボーっと横になっていました。
扇風機の風と時々吹き込む自然の風が心地よく、扇風機の音とセミの音にも和まされます。お腹は満腹でもなく空腹でもない。ほど良い暑さで夏を感じていました。
何も考えず横になる。考えることは、今この状況の気持ちよさについて。
適度な暑さ、明るさ、音、さまざまな要素が合わさってパワースポットにでもいるような気分でした。とくべつ何をしているわけでもないのに心地が良い。体力や行動力とは違い、精神力が回復するような感覚。
ずーっとこのままでいたいと考えながら起きあがり、お昼の支度に取り掛かりました。
現代では目を酷使することが極めて多く、目を使わないでできることを考えると何も浮かびません。日頃お世話になっている目だからこそしっかり休む時間を作ってあげたい。
そして普段おろそかになりがちな感覚に意識をむけるだけで、ここまで心地よい体験ができたことに驚きました。
日々何かに追われ、何かについて考える。そんな毎日を一瞬でも取っ払えば素晴らしい気分になれる大発見。
僕の考える「のんびり」は「何もしない」とも「だらだら」とも同義です。
物心ついたころから、何もしないのは無駄と考えて生活してきたせいか、常に何かを考えており、最近ではその性格、クセが厄介に感じています。
お風呂に入っていても、寝る直前でも、トイレにいても、何かを考えている。
お昼にのんびりしながら頭の片隅でこっそり今回の体験もブログに書こうと考えていました。
次回からはブログのことは考えずにのんびりできそうです。
何もせず、何も考えず、ボーっとする時間は案外大切なのかもしれません。
何もしないをする。やってみませんか。