スマホ版FF6は1,800円(購入当時)の買いきりゲームです。
やや高めに感じてしまうかもしれませんが、ボリュームは十分でお腹いっぱいに遊べました。
SFCのゲームでこれだけのボリュームはかなりすごい。
クラウドセーブ対応で機種変更後も問題なく遊べます。
またNexus Playerにも対応しており、大画面のテレビでも遊べます。
クラウドセーブを活用してプレイデータをスマホからNexus Playerへ、Nexus Playerからスマホへ移せるため、遊べる幅がとても広い。
テレビで遊ぶFFは懐かしい感覚で、これこそRPG!という雰囲気でした。
しかし、記録好きの僕にとってNesux Playerではスクリーンショットを撮影できないのが致命的。
結果としてスマホでのプレイがメインになってしまいましたが、コントローラーを使って遊ぶのはラクです。
それではネタバレに注意して感想を。
仲間になるキャラクターは全部で14人
ゲームを始めてから仲間が次々と登場し、全部で何人出てくるのだろうとわくわく。
Twitterでは「最終的に誰を連れていくのか楽しみ」と声をかけていただいたり。
FF6のおもしろいところは主人公が決まっていないこと。
通常はこのように話しているキャラクターの顔とセリフが並びます。
ところが、後半になりメンバー編成に自由がきくようになるとセリフだけの場面も多くなってきます。
口調が普段と違ってウーン?と思いながら。
それでも後半にはそれぞれのシナリオが準備されており、グッと胸を掴まれる展開もありました。
仲間が増えてくるとキャラクターを振り分け、3PTで移動したのも印象的。
散らばったメンバーごとにストーリーを進めたり、振り分けたPTでダンジョンをバラバラに進行したりと新鮮なことばかり。
ダンジョン内ではPTを切り替えてアイテム収集、ボスの討伐、スイッチを押したままにするなど趣向が凝らしてあります。
RPGってこんな感じだったと懐かしむ
FF6をプレイしていて、久々にRPGで遊んでいる感覚になったところがいくつかありました。
制限時間内に一定のポイントへ移動しないと問答無用でゲームオーバー。
戦闘中も時間が進むため無駄な戦闘は回避し、アイテムも罠だったりと焦ります。
会話の選択肢を間違うと戦闘になる、アイテムが変化する、この辺にも懐かしさを感じました。
油断して思わぬ強敵と遭遇するのもRPGの醍醐味。
それでも進行とレベルアップのバランスが素晴らしく、レベル上げを全くせずにラスボスを倒せました。
ストレスになりそうなレベル上げも、ストーリーをしっかりとこなせば不要なようです。
さいごに
FF特有の召喚獣、黒魔法、白魔法、青魔法のほかに、キャラクターそれぞれ固有のスキルを持っていて、好みに合わせて仲間を選べるのは楽しかったです。
14人それぞれ固有のスキルを使うのが楽しく、PT編成も迷ってしまいます。
悩むところも楽しみのひとつなのでしょう。
唯一残念に思ったのが、主人公が定まっていないため、ストーリーのメリハリが弱いところ。
全員の最終的な目的は一致しますが、どうもスムーズではないように感じてしまいました。
FFシリーズは7,8,9,10がプレイ済みで、今回6をクリア。
次にプレイするのは途中で投げてしまったFF4の予定でいます。
スマホで遊べるガッツリ系RPGを求めている人にはFF6が打って付けです。
時々セールを行うので、気になる人は狙ってみてはいかがでしょう。
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