僕の生まれは雪国の新潟。
昨年山梨に越してきて間もなく「晴れの日多すぎない?」と不思議に思い始めました。
周囲に尋ねても、こんなもんじゃない?とのお返事。
不思議に思いながら1年が経過し、今になってようやく日照時間を調べてみました。
上記記事によると、年間日照時間全国1位はなんと山梨。思わず声が出てしまうほど驚きました。
対して新潟は40位と下から8番目。
時間にしておよそ600時間も違うようです。
雪の降る地域の日照時間が少ないのは理解していましたが600時間は予想以上。
40位から1位のところへ移動すれば、晴れの日が多いとも感じるワケですよね。
晴れた日が多いと気分も違う
新潟にいたころは、曇りや雨、冬は雪の日が多く、家にこもりがちにでした。
天気が悪いとどうしても外へ出る足が重たくなります。
一方、山梨へ来てからは、天気が良いからちょっと散歩へ行こう。山のほうへ行ってみよう。ドライブへ行こう。遊びに行こう。何かと外へ出ようと思える機会が増えてきました。
そして気付けば、まず朝起きたら日差しをしばらく浴び、目覚ましと体内時計の調整をするのが日課になっています。
その日差しもずっと当たっていたいほどに心地よい。
また「今日は晴れだ」と嬉しく思っていたのが、「今日は曇りか」とガッカリへ見え方が変化。
晴れを当たり前と考えるように変わりました。
そのくらいに晴れが多いです。
日差しの質も異なり、山梨の夏場は鉄板の上にいるようなギラギラ、ジリジリとした強い日差し。
体験したことのない強さで驚いたのを覚えています。
ヨーロッパは日照時間が少ない気候のせいでうつ病の人が多いと聞きます。
僕も同じような感じで、新潟にいたころは今よりも気分がうつむき加減。
日差しに当たりたくても当たれない環境は、モヤモヤと歯がゆい思いでした。
日差しをたくさん浴びることができる環境になってから、率先して日光に当たっています。
それだけで気分が良くなり、アクティブになれる不思議。
おひさまのチカラは偉大だと体感しました。
少し脱線して、新潟だって大好き
日照時間に焦点をあてたため、新潟は悪いところと捉えられてしまいそうですが、新潟も大好きです。
海が近く新鮮な魚を安く、たくさん食べられます。
海なし県に住んでみて、販売されている魚の種類が少ないのは衝撃的でした。
あるととくに食べたくない魚も、食べる頻度が減ると鮮魚を食べたいと思うようにもなります。
おいしい海鮮料理がいたるところで食べられるありがたみを痛感。
高級魚と呼ばれるものも、やはり海沿いでは比較的安く食べられるのもポイント。
米どころである新潟はおいしいごはんも外せません。
山梨へ越してきてもお米は実家から送ってもらっています。
食べ慣れたお米で炊くごはんは本当においしい。
米どころといえば、日本酒もおいしいです。
販売される日本酒の種類も、地元新潟ではお手頃なものから高価なもの、限定品と幅広く扱っているのに対し、山梨ではフツウによく見かけるモノばかり。
地元の酒屋さんに勤めている友人がステキなお酒をキープしてくれているらしいので、帰るのが楽しみで仕方ないです。
それも酒どころの大きな利点ですね。
良い面でも悪い面でもあるのが雪。
雪があるとないとでは四季の感じ方が全く違います。
雪が積もるので冬はウィンタースポーツ、海が近いので夏場はマリンスポーツが盛んに行われています。
僕は泳げず滑れませんので、その辺の魅力はわかりませんがハマる人はドハマリするらしいです。
日照時間は少なくとも、作物には良い環境であり、海の幸も豊富。
春夏秋冬を強く実感できるのも新潟の良いところだと思っています。
さいごに
話が大きく脱線しましたが、おひさまの出ている晴れの日は過ごしやすく気分がとても良いです。
重度なインドア派の僕が外へ出てみようと変化させられた太陽のエネルギー。
そう考えると、気分が落ち込んでいる人は日の光に当たれば少し気分も良くなってくるのではないかと実体験から思いました。
日照時間の少ないところ、時期こそ、積極的に日の光を浴びることが大切。
日に当たるだけでアクティブになれる、おひさまのチカラは本当にすごいです。
今日もいい天気でした。