実家暮らしのころはスペースに余裕があり、なにかと捨てられずにいました。
実家を出てからは、限られたスペースで生活しなくてはならないため、片付けスイッチが強化されたように感じています。
必要なものを保存する、いらないものは捨てる、一時的な感情でなるべく買わない。
このメリハリが強くなりました。
今回少し考えてみたのが本の処分についてです。
僕は基本的に本は売ったり捨てたりはしません。
マンガは実家へ送るようにしており、新書、文庫はなるべくKindleで購入するようにしています。
かさ張らず、セールもあったりする電子書籍は便利です。
雑誌やムックはB5、A5サイズの大きいモノをペラペラめくりながら読みたいので、紙のものを購入しています。
こればかりは溜まっていくと邪魔になってしまうため、古紙として捨てています。
先日ふと、古本屋には雑誌やムックの古本も置いてあるのに気付きました。
つまり古本屋で買い取ってもらえる可能性がある。
買い取ってもらえたことにより、古紙、平たく言うとゴミにしかならないと思っていた雑誌やムックが本のまま生きることができます。
店に並べられれば1つの本として存在できると気付いてから、まずは古本屋に持っていこうと考えました。
10冊持って行って10円でも、値段がつかなくても、店頭に再び本として並べられれば僕はそれで満足。
本1冊にどれだけの手間がかかっているのかを考えると、そう簡単に捨ててはいけないようにも思います。
1部100円超の新聞でさえ、あれだけ情報の詰まったものが100円で買えてしまう。
いくら広告料があるからとはいえ、改めて考えると本当にすごい。
古紙と本の違いはほんの紙一重。
「紙を大切に」を前提として、もう一歩踏み込み「本としての価値を大切に」。
なるべく一番良いカタチで大切にしたいものです。