ここ数年で一気に普及した車用置き型消臭剤。
あるとないとでは、車内のニオイは全然違います。
ハンバーガーを持ち帰った翌日までニオイが残っていたりすると、ちょっと嫌な気分になりますよね。
消臭と芳香のチカラは素晴らしいです。
しかし、置き型タイプは問題も多々あります。
一見便利な置き型は、見方を変えると締め切った車内にニオイがこもります。
車に乗った瞬間、きついニオイに襲われたことのある方も多いはず。
夏場はとくにニオイがきつく、かえって車酔いの原因になってしまいそうな場合も。
また、エアコンの送風口に装着するタイプは冬場にヒーターをつけるとモヤモヤしたニオイが漂ってきます。
送風口にうまく装着できないアクシデントもありました。
実体験では、出力を最小にしているのに気付けば何度も最大になっていたこともありました。
おかげでガンガン中身が減っていきます。
そこで室内用スプレータイプの消臭剤を使ってみると想像以上に使い勝手が良くて驚きました。
使い方は室内で使うのと同じ要領で、窓を少し開けて3回くらいスプレーして放置。
外出中の、30分から数時間で車へ戻るときに行うのがベストです。
出かける少し前にスプレーしておくのも良いでしょう。
夜などの長時間車から離れるときは防犯面や虫の侵入、雨の吹き込みの心配があるためオススメできません。
スプレーのニオイは無臭、微香のほんのり香るタイプが使いやすいです。
置き型とは異なり、密室でニオイが続く心配がないのは嬉しいポイント。
これからの季節は汗をかくので除菌効果のあるものは消臭と併せてありがたいですね。
使いたいときにだけ使う方法は無駄遣いも抑えられて長期使用も望めます。
問題は車内での置き場に困ることくらいでしょうか。
私は車内に置きっぱなしが嫌なので、その都度持ち込み、持ち出しています。
サイズ次第ではドリンクホルダーにも入るので便利です。
大切な注意点が1つ。
車内で使う前にスプレーをかけてはいけないものを確認してください。
変色や痛みの原因になるものには吹きかけないよう注意しましょう。
さいごに
置き型消臭剤は燃費が悪いです。
「この前変えたばかりなのにもう中身がない」なんてこともしばしば。
一方スプレータイプは燃費がかなり良く、家でも使えます。
現在使用中の車用消臭剤がなくなったら、ぜひスプレーを試してみてください。
ビックリするほどの燃費の良さを実感するはずです。