2015年4月18日から5月31日に開催されている「富士芝桜まつり」へ行ってきました。
入場料は大人(中学生以上)520円、子ども(3歳以上)210円。
駐車料金は普通車500円、バイクは300円です。
私が訪れた4月23日は三分咲きの状態。
それでも人は多く、芝桜もたくさん咲いていました。
ゴールデンウィークにはかなり良い状態で観賞できるのではないでしょうか。
三分咲きでも侮れない色合い
入場する前に会場スタッフから「本日は三分咲きですがよろしいですか」と尋ねられました。
せっかくここまで来たのに「改めて伺います」とは言いづらく、入場はしたものの「正直三分咲きってどのくらいなんだろう」と複雑な心境。
入口では三分咲きと聞き、引き返す方もままいました。
駐車場に車を止めて、いざ会場へ着くとたくさんの芝桜に思わず「ほあー」と謎の声。
これで三分咲きらしいです。
満開になると一面きれいなピンク色に染まりそう。
ピンク色で染まるのも魅力的ですが、緑のピンクのコントラストも芝桜の存在感が栄えて、これはこれで楽しめます。
竜神池周辺も花と水と山と空と光と、大自然を堪能できました。
芝桜を富士山と一緒に楽しめます
富士五湖周辺に会場があるため、常に富士山が視界に入ってきます。
芝桜と富士山の景色は圧巻。
やや雲がかかっているのも風情があります。
必ず目に留まるミニ芝桜富士もかわいらしい。
もう少ししたらミニ芝桜富士の山頂も真白くなりそうです。
カフェと足湯でほっと一息
会場内では「富士山うまいものフェスタ」と「展望カフェ」が常時展開されています。
けっこうな方がパネルを眺めていたので、急いで撮影したらピンボケ。
ピンボケしてても鮮やかなピンク色がハッキリとわかる、芝桜をイメージしたスイーツが並んでいます。
また「富士山うまいものフェスタ」ではガッツリと食べられるメニューもあり、昼食として食事も可能です。
私は一際目を奪われた富士山カマボコをいただきました。
ボリュームたっぷりのカマボコで、山頂はお餅のようにモチモチしています。
一緒に購入していたお兄さんもおいしそうにかぶりついているご自身を撮影していて、話の種にもピッタリな一品。
100円で利用できる「展望足湯」も魅力的。
人がいっぱいでスルーしましたが、足湯に浸かりながら芝桜と富士山を満喫できます。
ぽかぽかの足湯は歩き疲れた足への疲労回復効果も期待できそうです。
その場でタオルも販売しており、手ぶらで足湯を楽しめます。
見どころはいたるところに
会場は木々で囲まれており、あまり目にしないものや、懐かしいもの、珍しいものがいたるところにあります。
ふと下を見るといがぐりが落ちていました。
おそらく中身はないでしょうが、春にいがぐりが見られて驚きです。
そばにはドングリのぼうしも落ちていて、童心に帰ったような気分。
不思議なコケがあったり、知らない草花があったり、自然の中には発見がたくさん。
さいごに
三分咲きとはいえ、考えていたより鮮やかな芝桜と大自然を堪能できました。
驚くほど感激してしまい、満開のころにもう一度眺めに行きたいです。
見ごろはやはり満開なのかもしれませんが、三分咲きでも、おそらく五分咲きでも、その時々で見どころは出てくるはず。
現に三分咲きで私は数えきれないくらいの発見と楽しさを体験しました。
上を眺めて楽しむ桜を満喫した次は、下を眺めて楽しむ桜を味わってみてはいかがでしょうか。
おしまいに「富士芝桜まつり」を楽しむために気を付けたいポイントです。
まずは会場は山の上なので気温がやや低いです。
羽織れるものを1枚持っていくのをおすすめします。
続いて、会場までうねうねとした山道を通るので、車酔いが心配な方は酔い止めを。
また駐車場や会場は砂埃が目立ちました。
コンタクトを着用している方はとくに目薬の持参を。
あとは、歩きやすい靴で芝桜と富士山と大自然を満喫してください。