本は手元にある方が良い、紙やインクのにおいが好き、本の重みが好き、様々な理由から毛嫌いしていた電子書籍。
Kindleを使用してから、電子書籍も悪くないのではないか。
もっと深く考えると、電子書籍の方が良いのではないか。
食わず嫌いだった僕がKindleを使えば使うほど電子書籍寄りになる、素晴らしいアプリです。
まだまだKindle初心者ですが、実際に使用して気付いたポイントをまとめてみました。
まず一つ目は書籍を購入するよりも安価なこと。
単行本よりもKindle版の方が安くなっています。
確認しづらい場合は下記リンクからどうぞ。

本は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」
- 作者: ジェイソン・マーコスキー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: Kindle版
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また、Amazonポイントが付与される書籍もあるため、実質かなり安く入手できるものもあります。
見方を変えれば数百円追加すると、実物の書籍が手元に届きます。
ここで着目したのは、僕は購入した本を全く手放さないこと。
不要になってもタンスの肥やし。
置き場に困ったときのみ最悪ごめんなさいでゴミに出します。
本を読むサイクルの早い人は中古として売り出すのもありでしょうが、僕はあまり本を読みませんし、ペースも遅い、そしてなるべく手元に置いておきたい。
手放しても良いと考える頃の買い取り価格は二束三文です。
つまり僕の本を手放す理由は「置き場がないから」に限られています。
この理由であれば、Kindleで購入したものはほぼ永遠に読めて、置き場に困る心配もありません。
とてつもなく大きな魅力です。
続いて、マンガを読んでいて気付いたのは、初版、重版を気にしなくても良いことです。
コレクター気のある僕は、初版、帯付き、傷みに気を遣いすぎるため、実物がないのは気楽でした。
電子書籍であればいつでも購入でき、気兼ねなく読み返すことができます。
メリット、デメリットにも捉えられそうな点は、電子書籍には中古がありません。
従って、価格はほぼ一定です。
格安で本は入手できず、また売ることもできません。
プレミア価格がつくこともなく、安定した供給が可能です。
古くに出版された書籍まで電子書籍化されれば、おもしろいことになりそうですね。
もう一点はページ数を把握しづらいところです。
これを良い意味で捉えると、本の終点が見えないため滑らかに終われます。
テレビで観る映画は時間で終点を意識してしまいますが、劇場で観る映画は時間を気にせず楽しめる感覚に近いです。
悪い意味で捉えると、実物が手元にないため辞書のように分厚い本を読み終えても達成感がイマイチ湧きません。
とくに僕のようなあまり本を読まないタイプには読み終えた達成感はかなり重要。
あとはやはり品数の問題。
これは時間が解決してくれるものとして待ちましょう。
最後に購入する際で注意したい点があります。
ブラウザからは単行本とKindle版の確認を行ってからカートに入れてください。
単行本から見た場合。
Kindle版から見た場合。
この選択を間違わないのように気を付けてください。
僕自身、単行本を注文したつもりがKindle版だったことがありました。
その場であれば払い戻しが可能で事なきをえましたが、留意したいポイントです。
オマケ程度に、電子書籍のレビューを読んで「Kindle版はマーキングができない」とあったのが印象深く残っています。
参考書などは単行本が良いようです。
パッと気付いただけでもKindleには大きな魅力があり、これからさらに魅力を見出して堪能したいと思います。
Kindleが気になった方はぜひ体験して電子書籍の扱いやすさを感じてみてください。
まずはポチッと。
眺めるだけならタダですし、無料の書籍もあります。