おまめモ

おまめがメモをしています

【Kindle】ホーム画面のおすすめを非表示にする方法

扱いづらさが気になるKindleのホーム画面。

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ごちゃごちゃしていて、何がどれなのかわかりづらい。

「マイライブラリ」「読書リスト」「あなたへのオススメ」に加えてバナー広告まである僕の場合は、何が何だかわからない状態。
ほしいものリストである読書リストは、Kindle端末から電子書籍を購入しないので不要。そもそもKindleでブラウジングをしないため、オススメもバナー広告も全く使いません。

そこで、右上の「…」から、「設定」「端末オプション」「詳細設定」「ホームとライブラリ」へと進み、「ホーム画面の表示」をオフに変更。

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タップでオン/オフの切り替えができます。

すると、マイライブラリの表示のみになりました。

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本棚のように並んでいます。

シンプルに本の表紙が並んでいるため、本を見つけやすくなります。なりよりロック解除直後にごちゃごちゃしていないのが良い。

どこに何があるのか、何がなんなのかわかりづらいだけで一気に操作が難しく感じてしまうのに対し、スッキリしているといじる抵抗も格段と少なくなります。本を売るための表示が、Kindleそのものを扱いにくくしてしまっては本末転倒だと思いました。

おすすめを非表示にする方法、おすすめです。

 

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【Books】書かれている通りにやればできてしまう「はじめてのブログをワードプレスで作るための本」

はてなブログとワードプレスのどちらでブログをやろうか。今でも悩んでいます。そもそもワードプレスって何?なレベルな僕。とりあえず、サーバーの契約からデザインまで、全て自分でやらなければならない。ワードプレスは一言でムズカシイ印象。

それでは実際どうなんだろうと手に取った本が「はじめてのブログをワードプレスで作るための本」でした。

PCを扱いなれていない人にブログ講師をしている、著者のじぇみ先生。中途半端に知識のある僕からは見えないような、問題点、躓きやすい点を熟知しているのが伺える本でした。

本書の内容は、ドメイン取得とサーバーレンタルの土台から、ブログでお金を稼ぐことまで盛りだくさん。

 

第1章 ドメインとサーバーをレンタルして、ワードプレスをインストールしよう! 

第2章 ワードプレスの初期設定を行って、ブログの本体を完成させよう!

第3章 いよいよ、記事を書いてブログをスタートさせよう!

第4章 ブログの記事に画像を入れて、もっと楽しい記事にしよう!

第5章 できる限り、ブログは毎日更新しよう!

第6章 ブログの見た目を変えてみよう!

第7章 そろそろ、ブログでお金を稼ぐことも考えてみよう!

おまけ 「スマホで読まれる」ことを意識しよう!

 

読みながら、この手の本の挿絵のチカラをひしひしと感じました。ここをこうして~と、文章でいわれてもよくわからない。そんな問題もたっぷりの挿絵でわかりやすくなっています。書かれている通りに進めば、ブログができてしまうなあと思いながら読んでいました。

 

内容については、ワードプレスでブログを作る本なので、ドメインを取得し、サーバーをレンタル。そこにワードプレスを設定するだけかと思いきや、そこからブログを見やすいよう、扱いやすいようにカスタマイズ。そして、検索からのアクセスを上げるためのSEO対策。さらにAdSeneやアフィリエイトのやり方まで書かれていて、圧倒的なボリュームに驚きました。

単純に、ワードプレスでのブログの始め方ではなく、ブログを作ってから見てもらえるようにするまで、そして収益化の入り口まで書かれていました。また、面倒そうなドメイン、サーバー選びにもオススメなところが書かれてあり、ひとまず悩む心配はありません。

作り方に加えて、ブログを書くコツやネタも書かれており、まさに「作るための本」です。

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写真に加えてイラストも入っています。堅苦しくないのが本書のポイント。

ブログの作り方もさることながら、書き方も勉強になります。

記事の下書きを貯めて、全ての記事を「これで良し!」という手応えが感じられるようにしてから、毎日1記事ずつ公開していこう!

そんなやり方は、オススメできません。

(中略)

最初の内は「エイヤッ」と記事をどんどん公開していき、3ヶ月経ったら昔の記事を読み直してみて、直せる所は直して行く。

(中略)

何故かというと、このやり方の方が、読者寄りの新鮮な気持ちで読めて、「ココの意味がわかりにくいな」とか「こういう情報があったらもっと便利だな」みたいな気付きが生まれやすいんです。

書き続けた人だけがわかる正論です。

 

情報を発信するならSNSでも十分と思ってしまいそうですが、ブログにはブログの良さがあります。そのためにSNSが普及しても、たくさんの人がブログを運営して、僕のようにSNSと併用している人もたくさんいます。

また、本書にはブログの楽しいことがたくさん書かれています。しかし、始めなければ何も起こらないですし、書かれている楽しさもわかりません。そして、続けないと見えてこない部分もたくさんあります。僕はブログを始めて、続けているからこそ、ここにいられるのを感じられた本でもありました。 

「ブログを始めたいと思うけど」で止まっている人にオススメしたい1冊です。

 

【Books】習ったことを忘れている人にこそオススメな「頑張らない英文法」

数年前から外国に興味が出てきて、英語に触れる機会が増えてきました。しかし、僕の英語力は中学校で習った程度しかありません。それも随分昔の記憶なため、ほぼ無に等しいレベルです。

英文を読むチカラがほしいと思っていたときに、海外留学する予定の大学生と出会いました。出会いの可能性は今日日無限大なのを痛感。そして、タイミングの良さにも驚いています。

海外留学できるほどの英語力を身に着けた大学生の英語習得方法は、英文の情報を読もうとしていたら読めるようになっていた。と、夢のような方法でした。しかし、ある意味納得のできる方法でもあります。

では、勉強するにあたって、何から始めるべきかを尋ねたら「中学英語の大切さ」を教えてくれました。やはり文法というのは大切なようで、そこを抑えていればかなりラクになるとのこと。

それから書店を巡り、気になった1冊が「頑張らない英文法」でした。僕は頑張りたかったので、少し意に反したタイトルでもあります。

帯部分の「中学生の時に知りたかった…」から、中学英語の基礎が書かれていると連想させられ、物色してみるとまさにその通り。そのままレジへ持っていき購入です。

 

本書は中学英語を改めて学び直すような内容でした。当時はひたすら記憶していた英語も、現在では理解しながら読み進められ、納得しながらとてもおもしろく読めました。

なにより、今まで記憶していた英語にはややズレがあったことに驚きです。「1+1=2」といかないのが英語(語学)であり、今まで覚えてきたものも、必ずしもイコールではないようです。

 

覚えるだけの英語ではなく、覚える記憶に加え、納得や感覚なども含めた学習方法で、理解を深めながら少しずつ増えていく知識は、読み進めるごとに楽しさが増していき、僕のような空っぽになった頭ほど、浸透率は高いと思います。そして、1度読み終えてから、すぐにもう1度読みたくなる、復習をしたくなる楽しい内容でした。

また、本を読んだからといって、必ず理解しなければならないワケでもなく、気楽に読み進められる点においても、英語が楽しく感じられるところだと思いました。これがテスト勉強の暗記となれば、苦痛にもなるはず。完璧に覚えなくても良いと、まずは気楽に始めるのがオススメです。

良い本、自分に合った本と出会えて嬉しく思います。

【マンガ】スティール・ボール・ラン(SBR)の#74のミス探しについて

ジョジョアプリでSBRを読んでいます。

そういえばこんなのがあった、と懐かしんでいたミス探し。

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画面に7つのミスがあるらしいのですが、どう頑張っても6つしか見つけられません。

・ジョニィの帽子

・ジョニィの指

・ジョニィの頬

・ジャイロの顎

・ジャイロの手元

・ジャイロの服

これらのほかにもう1つあるらしいです。しかし、見つからない。

リアルタイムで読んでいた当時も、結局見つからなかったような記憶があります。コミックスに答えが載っているのかもしれませんが、実家にあるため確認はできず。

簡単に検索してみると、「ジョニィの唇の濃さ」というのがありました。そう言われれば、濃さに差がある気もします。しかし、確信が持てません。そのほかの違いは明確なのに、なぜ唇だけ「気がする」なのでしょうか。

荒木先生のやりそうなこと、そして「画面」と「ミス」というワード。

そもそも絵には6つの違いしかなく、「7つ」の言葉が7つめのミスなのではないか。という結論になりました。

少し変わったミス探しゆえに、きちんとした答え合わせがしたいです…。

【Books】「図解 やさしくわかる 社会不安障害」を読んだ感想

以前より、不安が強く出ることに対して悩んでおり、新しく受診した病院にて「まず自分を知ること」を勧められました。

この強い不安とは随分長い付き合いで、漠然と「強い不安が出ること」しか知りません。言われてみれば、確かにこれってなんなのだろうと。

自分に対しての認識を深めるため、いくつか挙げられた症状のなかで最も気になった、社会不安障害の本を読んでみました。

図解付きの大判。文章もスッキリしていて読みやすいです。

 

書かれている内容は、社会不安障害の症状や事例。不安になる理由。多数の治療方法。そして、自分でできること。おおまかに、この4つが僕自身に響きました。

 

今までは単純に「不安が強いだけ」と思っていたのが、社会不安障害の症状や事例を見ていると、自分に当てはまる項目がたくさんありました。「不安が強く出る」のは性格が原因だとか、一時的なモノではなく、社会不安障害という、もう1つの可能性を掴めたのが大きな収穫です。

さまざまなことに不安を抱くのは、人間としてフツウのことです。しかし、必要以上に不安に感じてしまうのが社会不安障害の症状。さらに、人によって不安を感じる事柄、不安の強さも変化するため、当事者でも判断しかねる、難しい問題なようです。「性格の問題」では済ませられないのが社会不安障害なのだそう。

今回実践した「まず知ること」というのは、一歩前進の貴重な鍵であるように感じました。

よくわからなかったことに理解、解釈ができただけで、過去への見え方も変わったように感じています。

 

また、うつ病、パニック障害、アルコール依存症も、社会不安障害がベースにあって併発する可能性が高いようです。「日常生活がうまくいかないために併発する」と書かれており、目から鱗でした。

 

本書には具体的な治療方法も書かれていて、どうやって治していくのだろう、症状を落ち着かせていくのだろうという疑問も解消してくれるはずです。

僕の場合は、ある程度知っていること、実践済みのことも書かれていたので、逆に治るのだろうかという不安を煽るカタチも否めませんでした。そのためか、不快になって読むのを中断することもしばしばありました。

しかしながら、全容を知るには十分な1冊です。

 

まずは自分を知る。これは今回の件において、とても大切なことでした。ただ、知ることで不安になってしまうなら、その限りではありません。

いろいろなことを不安に考えてしまうならば、社会不安障害の可能性を掴むのと、解決への糸口のために、読む価値のある本だと思います。

【Books】今まで避けていた物語が読めるようになっていた

Kindleを購入してから、積極的に本を読むようになりました。

読むモノは主に自己啓発本とマンガ本。自己啓発本は率直に、実用的で好きです。マンガ本もかさ張らないので、電子書籍さまさま。しかし、最近ではマンガをKindleで読むのに不満も感じています。

【マンガ】本気でマンガを読むなら紙のモノ一択 - おまめモ

 

そんななか、いつだかのセールで購入した『星の王子さま』を読みました。

知っているのはタイトルだけ。絵本なのか、物語なのか、どのような本なのかサッパリからのスタートです。読み終えたあとも、これはなんだったのだろうと、ぽかんとしています。深くてよくわからない。

おそらく深い物語だったのだと僕は思っています。そして、星の王子さまは本当におもしろかった。おもしろくなければ、今まで物語を避けていた僕が、たった数時間で読み終えるはずがありません。

僕は物語を読むのが苦手です。読んでいても、頭の中でキャラクター像や世界観を作りあげられないため、わけがわからないまま字だけを進めていく、作業になってしまいます。それが非常に苦痛で、物語には触れなくなりました。

それなのに『星の王子さま』は読み切れた。今まで苦手意識を持っていた物語を読み切れた自信と、物語の内容がとても興味深くおもしろかったので、ほかにも物語を読んでみたいと思えました。

 

避けていた物語には食わず嫌いに近いものがあり、「どうせ読めないし」といったことでひたすら避け続けていました。しかし、読めなかったのは10年以上も前の話。10年もの月日が経過すれば、さまざまなモノが大きく変化してきます。僕の場合は食わず嫌いだった物語が読めるようになっていました。『星の王子さま』のおかげで新しいジャンルが拓けてとても嬉しく思います。

何年も前の食わず嫌いは、もしかすると現在では変わっているかもしれません。苦手意識を持っていたモノを、少しつついてみるのもアリではないでしょうか。

【マンガ】本気でマンガを読むなら紙のモノ一択

僕は置き場に困らず、割引まで発生する電子書籍のKindleを愛用しています。読みたいときに、いつもで読めるのは相当なメリット。それでいて1台あればどんな本も読めてしまう。本当に便利なアイテムです。

【Kindle】Kindle Paperwhite(キャンペーン情報付き)を2年くらい使った感想 - おまめモ

しかし、マンガは紙で読むほうが良いと思い始めました。

最近ちょこちょことブログに登場してくる『荒木飛呂彦の漫画術』を読んでから、マンガの絵の部分にも「注意」して見るようになりました。その際、Kindleでは色味が薄くてハッキリ見えなかったり、マンガ本よりも画面サイズが小さいために見えづらかったり、絵が潰れていたり、そして、液晶なせいか目が疲れてしまったり、不満に思う点がポツポツ挙がってきています。

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紙のモノは、印刷の過程までしっかりこなして商品となります。そのため、絵に疑問や関心を持てるほどの描き込みを認識することができ、迫力や感動を受け取れます。一方、デジタルのKindle版では繊細なところが伝わりづらく感じています。

紙ならば完全にアウトな色の薄さで映るマンガをKindleで購入したことがあり、非常に読みづらかったのは強烈でした。とりあえずデジタルスキャンをしているモノが販売されているような印象を受け、今回のことが改めて響いています。

Kindleでマンガを読むのは、主に作品を知るだけとも考えるようになりました。もちろんしっかり読んでいるつもりではありますが、紙のモノには敵いません。

クッキリハッキリ大きく映るPCやタブレットで見ればまた印象も変わってくると思います。しかし、それはそれで読みづらい。PCの液晶では画面の大きさで確実に勝っているのに、見る距離のせいか、確実に読みづらくなっている不思議。

 

表現に最適な紙とインクとサイズの媒体。それらをそろえているのモノの1つがマンガなのかもしれないと思いました。同様に参考書や図鑑や辞書なども電子版は不向きです。本気で読むならばマンガは紙。電子書籍では、主に文章を読もうかと考えています。

【Books】少し変わったフォーカスの仕事論、「はたらきたい。」の感想

「はたらきたい。」は、僕の大好きな糸井重里さんがメインとなっている「ほぼ日」の就職論です。本書の最大の魅力は、前書きにある「普通の就職論とは異なっている」点。糸井さんの書くモノだから、フォーカスがフツウではないところに期待して読んだ本なので、僕からしたら、期待通りの本でした。

中身は対話、対談形式で、堅苦しさは一切ありません。話し言葉で書かれているため、小難しい言葉もなく、就職論ではかなり読みやすい分類。

就職論を語る、超メジャーな方々は、みうらじゅんさん、板尾創路さん、ピエール瀧さん、矢沢永吉さんなどなど。一般人ではない人が語る就職論は、現実的であるのだろうか、非現実的なのだろうかと不安もありました。しかし、生きるうえで必須な仕事に関して、カテゴリは違えど思うこと、考えることは等しいと感じました。

僕が読んだのは2010年に発売された新装版です。10年も前に発売されているにも関わらず、全く古い印象はありません。そのくらい普遍的なことだとも感じられました。

本書は大見出し、見出しが多く、節がたくさんあります。そのため、伝えたいことがわかりやすく、本が苦手な人でも休みやすみ読めるのもポイント。

 

現代の働き方、生き方、そして面接や就職の考え方について、やわらかい言葉と適した言葉でわかりやすく説明されています。高圧的な、これさえやっておけば間違いない!という押しつけがましいところはなく、自分の生き方へほんの少しぴりぴりと刺激を与えてくれるような本でした。

最も共感できたのは、「働いて得たお金で好きなモノを買う」ところ。本書では少し高めのカツカレーが取り上げられていました。食べたいモノが値段を気にせず食べられる、というお話です。

僕が初めて自分のお金を得たとき、全く同じ感覚を体験しました。とくべつ大きな買い物ではなくても、給料日には生ビールを買う。ケーキを買って帰る。僕もそんな雰囲気が、自分が働いているのを強く感じられる、わかりやすい部分なのだと思います。

 

このようなゆるい対話がテンポ良く書かれています。とてもフクザツな就職論なのに、読んでいて楽しいのがとにかく刺激的でした。

働くことや就職について考えている人にはイチオシの1冊です。読んでも絶対に損はありません。

【Blog】「感想」の難しさ

僕は小学校、中学校と国語が苦手でした。文章を読むのが大嫌い。本を読み始めたのもここ数年の話。文字を綴るのも嫌いだった僕が、ブログを何年もやっているのに首を傾げるときがよくあります。

 

先日、「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」を読みました。

井上ひさし先生は、『ひょっこりひょうたん島』の原作者と紹介すればわかりやすいでしょうか。

本書にはおもしろいことがたくさん書かれていて、「へえ!」と頷くお話がたくさんです。そのなかに僕の大嫌いだった感想文の難しさについても書かれていて、 目から鱗でした。そもそも感想ってなんぞや?と思うくらいに、わからなくなります。

 

感想とは

物事について、心に感じたことや思ったこと。所感。

感想(かんそう)の意味 - goo国語辞書

 

本書には感想文について、日本語の書き方を教わってもいない子どもに、物事について感じたことや思ったことを書かせようというのはムリだ。大人でもできないようなこと、プロでも難しいことをやらせようとしている。と書かれていたのにスーッと納得できました。

ましてや読書感想文は、読んだ本を理解することが前提にあり、感じだことや思ったことをまとめなければなりません。いやこれムリだろうと率直に思います。

 

このブログにはプレイしたゲームの感想を書いていて、これは感想なのか?批評なのか?と、書きながら、書き終えてから、読み返してから、いろいろ考えてよくわからなくなることもしばしば。

最近書いたFF3の感想は「感想だ!」と押し出したつもりでも、結局あやふやな感じになってしまったように思っています。

まず、読む対象によって書き方が変わってきます。感想=ネタバレともなるため、プレイ済みの人が対象のはずなのに、伏せて書いているところを作ってしまいます。この感想を読んで、未プレイの人にも楽しんでほしい気持ちがあるのでしょう。楽しかった感想なのだから、やはり勧めたいものなのでしょうし。

未プレイの人にオススメしたいのであれば、醍醐味であるところは伏せなければなりません。しかし、醍醐味を回避しておもしろさを伝えるのは非常に難しい。プッシュしたいシステム面はセーフなはず。ではどこからがアウトなのだろう?そのあたりを考えてぐるぐる止まりません。

「使用回数のある魔法」の見出しは、システム面で僕がインパクトを受けた部分。「大変だったけど、こんな使い方もあるよ」と使い方やコツを教えてしまっているのでアウト?など考えだしたら止まらなくなります。

 

この記事を書いた目的は、プレイした感想をまとめるほかに、楽しかったので遊んでみてほしい意味があります。

魔法には使用回数があって少し変わったシステム。回数制だからじりじり減って苦戦を強いられる。でも、終盤には扱いやすいところもある。MPとは違った使い方でおもしろかった。だから興味を持ったら遊んでみてね。というメッセージ。

その他の感想も、これこれがこうだから面白かったよ。あれがこうでおいしかったよ。それはダメだったけど、ここはすごく楽しかったよ。と、このブログ内では勧めるのがメインです。あれはダメだったなど、オススメできない感想もありますが。

僕のブログでの感想は、オススメしたい。あるいはオススメできない。これがベースにあるのだと思います。

 

あれこれ書いておきながら自分でもオチがわからなくなってきたので、このへんでおしまい。 

小学生のころに書いていた読書感想文は、どのような構成で書いていたのだろう。そしてどのような構成で書くのが正しいのだろう。完全に正しいルールはないようにも思いますが、感想文の書き方にますます興味が湧いてきました。

井上ひさし先生の本は言葉や文章に興味のある人へおすすめしたい1冊です。本文は対話形式となっており、本が苦手な人でも読みやすいかと思います。なかでも、「日本語には性別がある」はとても興味深かったです。

【Books】Instagramで本の検索、そしてさらなる出会い

大好きなゲームがひと段落すると、僕は本の虫になります。最近はもっぱらKindleで読んでいますが、先日は紙の本を読み、あまりの感動からInstagramにも写真をアップしました。

Twitterとほぼ同様の内容でInstagramに投稿。InstagramはTwitterと棲み分けをしたいので息をひそめています。

 

Instagramへアップする際は、タグをもりもりつけるのが定石になっているようで、今回は #読書 #本 などのタグをつけて投稿。すると、読書好きな人や本が好きな人からぼちぼち「いいね!」をいただきました。

僕はいいねを押していただいた人のところへ訪問するのが趣味。今回は本がテーマなため、訪問先のアカウントには本の写真がたくさん並んでいました。写真のコメントにはあらすじや感想が書いてあったり、おもしろそうと思える本がたくさん。また、ジャケットから興味をそそる本も数えきれないほどありました。本を人へ勧める点において、写真+コメントのInstagramは適しているのかもしれません。

 

さらに、検索で #本 #読書 #読書記録 などを検索してみると、たくさんの本が表示されます。画面上部には関連タグが表示されるので、そこから幅広く検索も可能です。

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検索結果の画面は本屋さんのよう。いつまでも見ていられる雰囲気です。気になった本をタップすれば少なからず詳細が見られますし、知らない本と出会える場所になっています。

気になった本をメモし、書店へ向かい、その本を探す。その間にまた素敵な本と出会う。そんな妄想をしているとわくわくが止まりません。

 

人さまがInstagramに本の写真をアップすることは、僕にとって、本棚に本が交ざるような感覚です。本の存在をアピールし、本と出会う可能性を間接的に広げられているような、そんな雰囲気。また、そこから人との出会いがあるかもしれません。

何気なく使っているタグは、他人の動向を見る以外の活用として、今回の方法が挙げられ、奥が深いと思いました。

 

コチラもどうぞ

【マンガ】敵を1撃で倒すヒーロー「ワンパンマン」がおもしろい!

随分前に「ウェブで連載しているマンガがおもしろい」と、妹から勧められたのがワンパンマンでした。当時はウェブでマンガを連載する、そして読むのは珍しかったのもあり、興味津々。

また、作画担当がアイシールド21の村田雄介先生だったのもポイントでした。アイシールド21は優しいタッチのスポ根アメフトマンガ。思い出深い作品です。

ワンパンマンは負け知らず

主人公の「サイタマ」は敵を1撃(ワンパン)で倒してしまう、強すぎるヒーロー。この設定ならばギャグの4コマが合っていそうな雰囲気です。メインとなる主人公が、強敵に立ち向かうため四苦八苦。不屈の闘志で修業に励み、ライバル、敵を倒していく!といった要素はなく、向かうところ敵なしの圧倒的強者。ワンパンで敵を倒してしまうなら、ストーリーも何もないように思えますが、巧みなストーリー構成で、続きが仕方ないマンガに仕上がっています。

原作のONE先生が描いた、無敵のヒーローはこのような感じ。

このゆるーい感じとは裏腹の強さ、そして正義の心にとても惹かれます。とはいえ、サイタマも過去には修行を行っており、そのせいで髪の毛がなくなってしまいました。

 

ストーリー展開から目が離せない

ザックリとワンパンマンのあらすじを。

趣味でヒーローをやっていたサイタマは、知名度を上げるべくヒーロー認定試験を受け、無事合格。ところが、身体能力に反してヒーロー最低ランクのC級からスタートすることに。ここから登場人物がグッと増え、大きく物語が動いていきます。

ヒーロー最高ランクのS級が苦戦する敵にもC級ヒーローのサイタマは無敵。B級、A級、S級ヒーローがボロボロになっていくなか、「サイタマ早く来てよ!! 」と、“絶対に”負けないヒーローがいるからこそ生まれる感情。ヒーローアニメを見ている子どものような気持ちになれる興味深いマンガです。こんな気持ちになれるマンガがあったのは驚きました。

物語の展開が読めず、予想外な状況になることが多いのも魅力です。勝った!と思っていたら、まだ立ってた。パンチが入った!と思ったら反撃を受けて吹き飛ばされた。良い意味で期待を裏切ってくれます。

 

また、作画の村田雄介先生の迫力、スピード感、躍動感のある絵も見どころ。こればかりは見てくださいとしか言えません。パンチの拳、腕、肘、肩、体の角度、力強さ、顔の表情など、雰囲気に飲み込まれるような感覚はたまりません。蹴りのシーンも、脚の曲がり具合、勢い、高さ、魅せ方を完全に理解している、プロならではの業を感じられます。読んでいて、思わずハァと声が漏れたのは自分でも印象的でした。

 

さいごに

そのほかに、個性的すぎるたくさんのキャラクター、サイタマの気になるTシャツ、格言、笑いどころ、怪人の性質、戦い方、ネーミング、おもしろいところが盛りだくさんです。

ぜひぜひ読んでみてください。

[第1話] ワンパンマン - 原作/ONE/漫画/村田雄介 | となりのヤングジャンプ

【Books】マンガ雑誌を買うキッカケってなんだろう

なんとなく気になっていた、雑誌を手に取る理由。

読みたい特集があるから。気になるページがあるから。好きな人が取り上げられているから。暇つぶし。なんとなく。手に取る理由はさまざまあると思いますが、マンガ雑誌はなかなか難しいと考えています。

ファッション誌、音楽誌、ゲーム誌、ビジネス誌、ホイホイ買ってしまうモノに対して、大好きなマンガの雑誌はなかなか手に取るキッカケがありません。

 

先日購入した月刊チャンピオン。

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ゲームのオマケ目当てで購入したのがキッカケでした。最近のマンガ雑誌を買う理由はオマケが目的。それでもマンガはしっかり読み、大事だと聞いている読者アンケートも必ず出しています。

 

マンガ雑誌を買わない心当たりは、大きく2つ。「マンガ雑誌の種類が多すぎる」のと、「コミック派なため、断片的な連載を読んでも楽しめそうにない」こと。

まず書店へいくと、マンガ雑誌がズラーッと並んでいて、どれを手に取って良いかわかりません。マンガタイトルがドーンと書かれていても、知らないから興味がわかない。ゲーム誌にビッグタイトルがでかでかと書かれていたら簡単に手に取るでしょう。

そして、基本連載系ばかりなため、雑誌1冊を買ったところでよくわからない点。連載開始の1話めに当たっても、また読みたいと思えるものが極めて少ない。1話でも十分インパクトのある作品はたくさんありますが、基本的に設定がわからないづくしでぽかーんと読んでいます。

それでもその1話でグッと心を掴まれる作品もたくさんあるわけで、わからないながらも読めばおもしろい。そのおもしろさが強烈であれば、コミックスの購入となるのが僕です。

 

この頃はマンガを連載しているウェブサイトも存在するので、マンガを取っつきやすい反面、手を伸ばす幅が広すぎるのも、雑誌を買わないキッカケかもしれません。

 

どのようなキッカケであれ、つまみ食いをしなければ、おもしろいマンガには出会えません。考えをまとめていて、大切なのはキッカケよりも、おもしろいマンガを探すための意欲のように感じました。とりあえず、何も考えずマンガ雑誌を手に取ってみる。ここから始めてみようと思います。

 

こっそり気になっているのは「ギャルソン」。

これは2度読む機会があり、2度とも大当たりでした。次に買う最有力候補です。

【マンガ】プロゲーマー梅原大吾が題材の「ウメハラ FIGHTING GAMERS!」がおもしろい

僕の中で再沸騰している格ゲー。ゲームセンターが少なくなっているなかで、このマンガは非常にアツい。

「ウメハラ FIGHTING GAMERS!」は過去が舞台。小学生、中学生のころ、ガチャガチャとレバーを動かしていたのを懐かしく思いながら、登場人物の心境、行動、テクニックなど次元の全く異なる話が興味をそそります。

ゲームのシステム、テクニックの面では、こんなハメ技があった、これが崩せなかったと思い出に浸る部分もある反面、未知のテクニックも披露されており、何十年も前のゲームに新鮮味を感じながら楽しんでいます。

ネットがない時代にテクニックを知る、テクニックを得るのはとにかく困難でした。直接わけのわからないコンボを受け、ボコボコにされて持ち帰る。そしてマネをしようにも簡単にできない。ウーン、参った。これが当時の流れだったように思います。

そして、そこから生まれる人との付き合い。面と向かった対人戦だからこそ出会える縁であったり、ゲーム好きが通う場所だからこそ生み出される雰囲気だったり、ただ単に格ゲーの流れを描いているだけではないのが、またおもしろいところ。乱入されたらチラッと相手を見に行く。戦い終えたあとにちょっと声をかけてみる。マンガにもある「輪」は僕にもありました。

ド田舎育ちの僕でもこのような体験ができていた昔。それが今ではやや拓けている場所でもゲームはなくなり、体験しづらくなっているように思います。格ゲーに再び熱を帯びているのも、ゲーセンへ行き、格ゲーにまた出会えたから。この独特な感覚を若い人にも味わってほしいと考えていました。

 

マンガ内のゲームシーンも見どころです。1コマ1コマ迫力があり、実際にゲームをプレイしているときに起こる、一瞬止まって見える絶妙なシーンがきっちり描かれています。

アー、これやられる!といった現場に立ち会っている臨場感。そしてキャラクターの放つ威圧感が本当にすごい。

人物の顔の表情がこれでもかというくらい出ているのも印象的です。

実はこのマンガを手に取ったキッカケは「ウメハラ」「格ゲー」が先立ったものではなく、西出ケンゴロー先生のイラストだったり。

 

「ウメハラ FIGHTING GAMERS!」は、ゲームシステム、人間関係など少しでも格ゲーをかじったことのある人、ゲーセンへ通っていた人なら誰でも楽しめるマンガです。また、物語のテンポが良く、格ゲーを知らない人にも「ゲームでここまでアツくなれるんだ」と感じられる作品だと思いました。

【Books】体癖を活かした整体法、「身体にきく」の感想

年に1度くらい訪問するブックカフェで「身体にきく」と出会いました。さまざまな本を物色してもピンと来るものはなく、ずるずるとキャラメルラテをすすっていたところで紹介されたこの本。とりあえず中身を覗いてみると、聞きなれない「体癖」のワードが目に留まりました。そしてゴリゴリと骨を動かす整体法ではなく、呼吸や気の面も考慮されていた内容に惹かれて購入。

文庫本もKindleを使用しているので、久々に持った紙の感覚を楽しみながら読めた本でもありました。

 

自分の「体癖」と傾向を知る

本書には体癖(たいへき)と呼ばれる骨盤のタイプによるクセから10種に分別するところから始まります。診断方法は前書きよりも先に書かれていて、これまた引き込まれた一因でした。

僕が当てはまったタイプを読んでみると、結構当たっていて驚きました。たった10に分けられただけなのに、ここまで当たるものなのかと。なかでも、食べられなくなることが強いストレス、1食抜いただけでもフラフラする、食べられなくなると非常につらい。この点がドストライクでした。今までなかなか理解されなかった部分でもあるので、ウンウン!といった感じで、食い入るように読み進めていました。

また、今まで食に興味がない、食欲がないと思っていたのが、これらのことから食欲に気付いていなかっただけなのではと考えるキッカケにもなり、書かれていない面でも自分を知るポイントがたくさんあります。

 

整体の考え方

整体といえば、体をバキバキ鳴らして骨を矯正するといったイメージ。散々通ったおじが全く効果を得られなかった話からも、どうも胡散臭い印象が頭から離れません。

本書は体を楽器に例え、各部分が調和する話から始まります。体をこのようにするとラクになるといった描き方は、数えられるくらいしかありません。というのも、紹介されている整体術は体のゆがみを活かした方法であり、矯正するような内容が全くないためです。

僕は右肩が下がっており、証明写真を撮影する際には意識的に片方を下げています。肩甲骨も右側が盛り上がっていてアンバランス。右側の肩甲骨はいつも疲れている感じがあります。背骨もくねっと曲がっており、指摘されてから地味に気になるポイントへ。

これらのクセを治したら、すこぶる健康体になれるのか?とずっと悩んでいました。ところが、本書ではゆがみを活かす、直さなくても良い旨が書かれており、つかえていたモノがスッと落ちた気分です。

確かにゆがみは直したほうが良いのかもしれません。しかし、今までこの状態でバランスを保ってきたなら、これを活かした調整のほうが安定するのも納得できます。また、立ち方、座り方、眠り方などなど無意識にクセは染みついているので、ゆがみを直したところで、何度も帰ってくる気もしています。

そして、本書では「気」についても語られています。僕は信じているタイプなので、疑うことなくスッと読めました。

 

さいごに

一見不要そうにも思える、相手を用いた共鳴を利用する方法は、読んでおいても損はない項目でもあります。とくべつ難しいことをするわけではなく、触る、さするが基本。近くにいる人へ何かしてあげられる点においては、人のために読む本にもなります。

なにより、整体に対する考え方が素晴らしかった。体の調子を整えることに加え、精神面の安定も得られます。

シンプルに整体の本として読むと、良い意味で期待外れになる本です。 

【Books】すぐに読める本となかなか読めない本

本を読む楽しさを知り、スローペースながらも続けている読書。しかし、このところ一向に本が読み終わりません。読むモチベーションもやや低下気味な気もします。その原因は本の内容でした。

現在読んでいる本は名言などの書かれている「言葉」の本であるため、本自体のテンポが非常に悪い。

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それでそれで?と勢いよく読むタイプではなく、一つひとつ噛みしめて読むタイプ。よって、続きが気になるよりかは、何気なく手が伸びる感じに読み進めています。

素敵な言葉が集まっているので、いつも以上に付箋をペタペタ貼っていましたが、途中で全てを剥がしました。おそらくこのタイプの本は読むタイミングにより、心にしみる部分が大きく異なるはず。今ココが良いからと付箋で印を付け、のちに読んだとき、べつの部分の、今しみる部分を逃してしまったらもったいない。ふと本に手が伸びたときはきっと心が荒れているとき。そのときまた初めから読み始め、潤いを得られたらと思います。

 

言葉の書かれている本は一気に読むよりも、目の届くところに置いておき、何気なく読むのがベターな気がしてきました。無理に読み進めるのではなく、無意識に求めたときに読む本。そんなタイプのモノもあるのだと新しい世界を知ったような気分です。

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