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【Note】1万円札を落として思ったこと

先日1万円札を落としました。心身ともにかなり疲れていたうえに、バタバタ忙しないとき。外で受け取った1万円札をそのまま後ろポケットに入れて、行方不明になりました。なぜ財布に入れなかったのだろうと後悔しています。

落としたのに気付いてから、落としたであろう場所を探し回っても見つからず。お金を落とす前にいたお店にも、落し物がなかったか尋ねました。お金を受け取ってほんの5分くらいの間に消えたので、拾われてしまったのかもしれません。

 

落とした1万円札は、ほんの5分前まで僕のモノではありませんでした。受け取ってすぐ使う予定だったため、その数分先にも持ち主が変わる予定でした。目の前で1万円札を拾っている人を見つけても、それを僕のモノだとは強く言えません。

僕のモノであったとしても、それを証明するモノがなく、同じようなモノが数えきれないほどある高価なモノ。お金とは非常に不思議なモノです。

逆の立場で、もし1万円札を拾ったらどうするだろうと考えていました。室内、店内ならば届け出ますが、外ならネコババするでしょう。それこそ持ち主を証明するモノがないためです。そのように考えたら現金を落とした場合、返ってくる可能性は極めて低いと思いました。

落としたモノが大切な物ではなく、お金で良かった。財布を落とすよりマシだった。などなど、1万円を落としたことにより、お金の価値について今まで考えてこなかった面が見えたような気がします。

 

「金は天下の回り物」。ただ落としただけでは悔しいので、誰かの手に渡り有意義に使われれば、勉強代としてやむなしかと唇を噛みしめています。

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