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【Books】少し変わったフォーカスの仕事論、「はたらきたい。」の感想

「はたらきたい。」は、僕の大好きな糸井重里さんがメインとなっている「ほぼ日」の就職論です。本書の最大の魅力は、前書きにある「普通の就職論とは異なっている」点。糸井さんの書くモノだから、フォーカスがフツウではないところに期待して読んだ本なので、僕からしたら、期待通りの本でした。

中身は対話、対談形式で、堅苦しさは一切ありません。話し言葉で書かれているため、小難しい言葉もなく、就職論ではかなり読みやすい分類。

就職論を語る、超メジャーな方々は、みうらじゅんさん、板尾創路さん、ピエール瀧さん、矢沢永吉さんなどなど。一般人ではない人が語る就職論は、現実的であるのだろうか、非現実的なのだろうかと不安もありました。しかし、生きるうえで必須な仕事に関して、カテゴリは違えど思うこと、考えることは等しいと感じました。

新装版 ほぼ日の就職論。「はたらきたい。」 (ほぼ日ブックス)

新装版 ほぼ日の就職論。「はたらきたい。」 (ほぼ日ブックス)

 

僕が読んだのは2010年に発売された新装版です。10年も前に発売されているにも関わらず、全く古い印象はありません。そのくらい普遍的なことだとも感じられました。

本書は大見出し、見出しが多く、節がたくさんあります。そのため、伝えたいことがわかりやすく、本が苦手な人でも休みやすみ読めるのもポイント。

 

現代の働き方、生き方、そして面接や就職の考え方について、やわらかい言葉と適した言葉でわかりやすく説明されています。高圧的な、これさえやっておけば間違いない!という押しつけがましいところはなく、自分の生き方へほんの少しぴりぴりと刺激を与えてくれるような本でした。

最も共感できたのは、「働いて得たお金で好きなモノを買う」ところ。本書では少し高めのカツカレーが取り上げられていました。食べたいモノが値段を気にせず食べられる、というお話です。

僕が初めて自分のお金を得たとき、全く同じ感覚を体験しました。とくべつ大きな買い物ではなくても、給料日には生ビールを買う。ケーキを買って帰る。僕もそんな雰囲気が、自分が働いているのを強く感じられる、わかりやすい部分なのだと思います。

 

このようなゆるい対話がテンポ良く書かれています。とてもフクザツな就職論なのに、読んでいて楽しいのがとにかく刺激的でした。

働くことや就職について考えている人にはイチオシの1冊です。読んでも絶対に損はありません。