ブログを更新していると、ときどき「こんな当たり前な記事を書いて需要があるのか」「いまさらこんな記事を書いて意味があるのか」と悩みます。
ときどき、というより、頻繁に。
そのつど「記事を読む人が、ブログを訪問する人が、知っていることとは限らない」と言い聞かせ、「何番煎じでも書き手によって伝わり方は変化するし、タイミングによって受け取る人も変わってくる」と考えています。
したがって散々出回った事柄でも記事にする価値はある。と考えている反面、自分が感じたこと、つまりほかとは少し違う、主観のオリジナリティを含めて公開するよう努めています。
たとえば、最近購入した本の夢をかなえるゾウがおもしろかったので、感想記事を書こうと考えています。しかし「10年も前に発売された本だから感想は出回っているし、メジャーな本だからいまさら書いても意味がない」の理由は、書かない理由にはなりませんでした。
僕はこの本を読んでとても感激しました。この本を読んでいない人に読んでもらうキッカケを与えることができたら、それだけで書いた甲斐があります。
また、テレビなどでも連日報道されているポケモンGOも溢れるほどのレビュー、操作方法、攻略の記事が出回っています。
それでも実際に操作してみて気付いたところ、気になるところ、オリジナルの攻略や効率的なモンスターの増やし方など、万人が周知している情報は決してないはず。
チュートリアルのない手探りなゲームなので、そのようなポイントがある可能性は十分です。
「みんなが知っていることだから」というのがそもそもの先入観。
書いてもアクセスはあまりないかもしれませんが、書きたい、伝えたいという衝動を大切にしていきたい。
書いたことで自己満足できればそれでOKだと僕は考えています。
そのモチベーションがブログを続ける原動力なのではないでしょうか。