5年前、埋没している親不知を抜歯するのに電気メスやらを使用する、少し大がかりなことをやりました。
その際に気分が悪くなってしまい、回復するまでの間、歯科助手さんとの会話で出てきた本が「ザ・シークレット」でした。
話した内容はさっぱり覚えておらず、この本のタイトルだけ即座にメモした記憶だけがあります。
ザ・シークレット by ロンダ・バーン http://t.co/JxOHB4Cm 先日麻酔にビビッてちょっと精神的に弱い事を話したら、今回歯科助手さんにこの本を薦められました。多分この本だと思う。本が嫌いなぼくですが、読もうと思います。古本屋にもあるって話です。
— おまめ (@omamemame3) 2011年9月28日
その後、古本屋で探してみると900円で売っていました。
思っていたよりも高く、活字が苦手な僕はいつか読めればと思いスルー。
そして2年前、古本屋をうろついていると「ザ・シークレット」を発見。
本のタイトルは既に頭にはなく、ワゴンセールの中にひっそりたたずんでいるのを見つけて思い出しました。
僕は中古、とくに古本は嫌いで買わないのですが、この本はワゴンセールの投げ売り状態のくせにかなり状態が良く、お宝を見つけたような気分。
250円で購入できました。
久々に、珍しく中古の書籍を買ってきた。中古はあまり好きではないんだけど、状態が良いわりにお値段も安価だったので。ぼちぼち本を読んでいるこの頃。気になるマンガもあったけど、本当に欲しいものは新品で買う。
— おまめ (@omamemame3) 2014年8月2日
それからまた年月が経過し、2ヵ月前、ようやく本を開きました。
購入してから1度も開いていないとは…。
詰み本と化していたようです。
詰み本だったザ・シークレット。簡単、単純だけどフクザツなことが書いてあってとてもおもしろい。そして相変わらず読むのが遅い。これを手にとったのも秘密のせいなのかね。 pic.twitter.com/kyuzmRtKgN
— おまめ (@omamemame3) 2016年5月15日
タイトルにある「シークレット」とはなんだろう
そもそもどのような本かもわからず購入したため、まっさらな状態で読み始めました。
「この秘密を知れば何もかもがうまくいく」などなど、出だしからものすごい煽ってきます。
その秘密は何なの?と前のめりになりながら読み進めていました。
答えは冒頭部分に書いてあり、「引き寄せの法則」がその秘密です。
飲み込みながら内容を納得していく一方で、オカルト、スピリチュアルな雰囲気が強くなり、胡散臭く思ったときもあります。
それでもやはり当たっているというか、考え方としては十分にアリと思える内容でした。
詳細に関しては、それに引き寄せられるか、これを読んでいる方次第だと考えているため書きません。
ザ・シークレットを読んでいる間に不思議なことが1つ起きました。
随分連絡を取っていなかった心理学を学んでいる方へ連絡を取り、話していると、会話の中で「引き寄せの法則っていうのがあってね」と相手から話を振ってきたことです。
本当にビックリして、このタイミングでこの話題を振ってくるの?と心底驚きました。
そして胡散臭く感じていることを告げると、「心理学ってわりとオカルト的、胡散臭いことばかりだよ」と、僕の思っていることがフツウであることを笑いながら教えてくれました。
賢い人の場合、オカルトだと割り切ってしまい、これがこうだからこう作用するといった方程式以外なかなか理解できなくなってしまうようです。
この話もこのタイミングで引き寄せられた事柄なのかもしれないとドキドキしながら話をしていました。
また、僕自身一番最初に持った明確な夢が心理学の勉強だったため、何か関係があったのかもしれないと考えています。
結局心理学の勉強は叶わず仕舞いだったのですが。
ザ・シークレットは2ヵ月かけてゆったり読みました。
使いかけの付箋が2つきれいになくなるのにも驚きましたが、とにかく興味深いことばかりで付箋だらけ。
とてもおもしろく、素敵な本でした。
さいごに
5年前に存在を知り、2年前に思い出したように出会って購入、2ヵ月前に積み本から読了。
なんだかご縁のあった本のように思えて仕方ありません。
おもしろいか、おもしろくないか、人を選ぶ本のような気もするので、気になったら読んでみてください。
また、Twitterに全て記録が残っていて感激しています。
自分の記録好きに我ながら感心。
当時の心境をリアルに思い出しながら記事を書けました。