1年ほど前にリリースされたゲームを1ヵ月遊んでアンインストールしました。
いつかまたやるかもしれないゲームはだいたいバックアップをとってから削除しています。
「機種変更コードの発行」「Googleアカウントへの紐づけ」を行っていると、再びインストールした際にデータを引き継いでプレイができます。
データ復元までのやりとり
久々に遊ぼうとインストールしたゲームが、うっかり「ゲームID」と「問い合わせID」のみ保存して、機種変更コードは発行せずにアンインストールしてしまったようで、データを引き継げずに落胆していました。
ダメもとで運営へ問い合わせてみると、ゲームデータの所有者であるか確認した後、本人と確認できた場合にできる限りのデータを復旧してくれるとのことでした。
こちらのミスなのにありがたい…。
本人確認に必要なデータは6つ。
・ユーザID
・ユーザ名
・問い合わせID
・PTで使用しているキャラクター名
・ゲームの進行度
・購入履歴のレシート
ユーザIDと問い合わせIDは保存していたので確認は取れる。
ユーザ名はID保存用の画像に写っていた。
キャラクター、ゲームの進行度は遊んだ期間が短い上に、月日が経ちすぎてほとんど覚えていませんでした。
幸い僕にはスクリーンショット撮影のクセがあったため、当時の画像を発見。
キャラクターが写っている画像がいくつかあり、それをもとに名前を調べました。
進行度に関しては全くわからなかったので、「こんな敵が出てきた」とわかる範囲で記入。
購入履歴のレシートはデータ復旧に最も有力との噂を耳にしたことがあります。
しかし、無課金でプレイしていたために存在せず。
これらのことを書いてメールを返信。
すると、翌日には引き継ぎIDが発行されて、データを引き継ぎゲームをプレイできるようになりました。
保存されていたスクリーンショットから読み取れる、○○がダブっていたなどのキャラクター情報を事細かに書いたのが良かったのでしょうか。
復旧後に感じた恐怖
こんなにあっさり復旧してもらえるのかと正直驚いています。
今回本人確認のために必要とされた情報は、Web上で画像をアップしている特定のアカウントに張りついていれば収拾できそうな内容ばかり。
「○○がガチャから出た」「このメンバーでダンジョンクリアできた」「フレンド募集です。IDはコチラ」とスクリーンショットをアップしたら、その画像だけでかなりの情報が拾えてしまいます。
運営側も乗っとりを考慮してしっかりと慎重に管理をしていると思いますが、万が一ということも考えられます。
おそらく今回の場合は、長期ログインしていなかったアカウント、本人しか知りえないユーザIDと問い合わせIDが一致していたため、スムーズに復旧していただけたのでしょう。
とりあえず僕は、どのゲームもIDだけはオープンに公開しないよう気を付けています。
フレンド関係で必要なときには受け身、または1:1でのやりとりで伝えるようにしています。
さいごに
これだけWeb上で情報が公開されていながらも乗っ取り被害はかなり前に1度耳にしたくらいなので、そこまで深刻になる必要はないのかもしれません。
ただ、予想以上にたやすくデータ復旧できたことに本当に驚いています。
そこから見えたスクリーンショット公開の危険性を感じてやや委縮気味。
全くアップしなければ安全性は高い反面、SNSやブログでの楽しさも落ちてしまうし、難しいところです。