おまめモ

おまめがメモをしています

【Note】ものごとの原因を見つけるクセはあまり良くないらしい

ブログタイトルの「おまめのはてな」は、僕が「なんでだろう」と思ったことを話の種に記事を書いていこうとつけたネーミングです。

今回「わざわざ原因を見つけなくても良い」との話を伺い、目からうろこがボロボロと落ちました。

僕はなにごとにも原因や理由をつけたがり、あれをしたからこれなのか!と因果関係に気付くとスッキリした気分になります。

とくに体調が優れないとき、原因がハッキリして不調の理由が納得できると不安から解放されてものすごく気楽になれます。

 

原因を見つけなくても良い理由

原因を見つけなくても良いというのは、原因を見つけることで無駄な労力と壁を作ってしまうこともあるとのことでした。

 

たとえば、突然お腹が痛くなりました。

僕ならなんでだろうと答えを求めてぐるぐると考え始めます。

それで、あのときアイスを2本も食べたからだ!と原因を見つけてホッとする。

しかし、わざわざアイスを2本も食べた原因を見つけても、腹痛が治るわけではないと諭されたような話を聞いて思考が停止するような衝撃を受けました。

べつのパターンで頭痛の場合、なんで頭が痛いのだろうと考えても答えが見つからず、なんだろうなんだろうと悶々し続けているより、「頭が痛い」だけで完結させてしまえば余計なところにエネルギーを消費せずに済む。

ナルホドと返す言葉もありませんでした。

 

再び腹痛に戻り、アイス1本では足りずに2本食べて得た満足感。

これは2本食べたからこそ感じられたこと。

それが2本食べてしまうとお腹を壊してしまう「かも」との先入観で壁を作ってしまってはもったいないといわれました。

腹痛の可能性があるなら避けるのがベストだと思っていた僕にとって、新鮮すぎる型破りなスタイルはウンウンと夢中になって、頭の中に新しい芽が生まれたかのような感覚。

お酒なんかが良いたとえで、僕はある程度飲んだら確実にストップをかけます。

それが一部の人は吐いても、お酒がおいしいから、その場が楽しいからと飲み続ける。

吐いてもそのときつらい、苦しいだけ。

というか、おそらくそんなところまで意識していないのだろうと思います。

それを度々繰り返すのが全く理解できないと思っていましたが、そのような話を聞いてからナルホドと納得してしまいました。

自分でストップをかけてしまうことで、一線を越えられない、その先にもしかしたらとてつもないお宝が落ちているかもしれないのに、勝手に失敗や醜態に恐れて先へ進めない。

そのような話を聞いて、ちょっと冒険してみるのもありかなと考えました。

食わず嫌いなんかがまさにそれだと思っています。

 

わざわざ危険を冒すのとはまた意味合いは異なり、失敗するからとなんでもかんでも引いてしまうのは損かもしれないとの内容でした。

 

さいごに

今回伺ったお話は本当に驚きの連続でした。

自分の頭の中にはない考え方がスーッと入ってきた感覚。

ガチガチの硬い石にサクッと細い針が刺さったような、小さな穴が開いたような。

 

全く思考の異なる方とのお話は新しい発見と驚きがたくさんあります。

波長は合うけど思考が良い意味でフツウではない友人、知人が幸い思い当たるので、今まで以上に話す機会を設けようと思いました。

僕自身も一般的ではない、大多数とされるものではない、偏った思考を持っているような気がしなくもありません。

他人とコミュニケーションをとると新しい気付きがあると思い知らされたできごとでした。

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