先日帰省したときに新幹線内で気分が悪くなってしまいました。
僕はちょっと不安を強く感じやすくて、不安がぐるぐる悪いほうへと向かい体調に表れます。
つまり気分の悪い原因は不安。
身体はいたって健康です。
考え方ひとつで気分もラクになった
家を出る前からなんとなく気分が悪く、これは少し怪しいと感じていました。
案の定、新幹線で座っていてもなかなか落ち着かず、どんどん不安になり気分が悪く…。
とりあえず、空気が悪い気のする車両からデッキへ退避。
デッキはドアが近くにあるため、停車駅で空気の入れ替えが行われます。
また、人気が少なくスペースもあるのでストレッチなどで気分転換ができ、トイレも近いので気分がラクです。
だいたいこのへんにいると落ち着いてくるのですが、今回はなかなか落ち着かない。
やばいやばいと焦ってテンパってくる。
深呼吸をしながら、「なにがやばいのか」を分析してみました。
・具合が悪かったら
→途中で降りて休めばよい。そして次の電車に乗れば良い。
→降りてもなかなか落ち着かないならホテルでもとって泊まれば良い。
→ホテルまで行けないようなら駅員さんにでも声をかければ良い。
・駅まで待てなかったら
→トイレにこもれば良い。グリーン車で休めば良い。
→それでも落ち着かないなら駅員さんに声をかければ良い。
→最悪電車を止めて降ろしてもらえば良い。
(電車を止めるのはありえない極論ですが、その場しのぎで「できない」ことではないと考えました。)
「電車から降りられない」「具合が悪くなってはいけない」 「迷惑をかけてはいけない」「醜態をさらしてはいけない」
なぜかなんでもかんでも「できない」「してはいけない」と固執してしまっているところがそもそも間違いなんですよね。
「途中で降りてもいいや」「グリーン車で休んでもいいや」と、ゆるく考えるようにしたら落ち着いてきて無事目的地までたどり着けました。
さいごに
これは何にでも言えることだと思います。
以前記事に書いた「ごはんが食べられない」も「べつに食べなくていいや」と思うことで、気分がラクになり食べられるようになりました。
頭の中でガチガチに凝り固まっている「できない」を少しずつ壊していくと気楽になり、視野も広がります。
「できない」を「できる」に、うまく転換するコツは客観視すること。
なんでだろう?と自分を見てみると「できない」しか見えていない自分に気付けるはずです。
僕もまだまだ「できない」を崩している途中ですが、少しずつ崩しているのを実感しています。
このようなことを話していると「なんか大変だねえ」「よくわかんないけど、そうなんだ」と言われます。
よくわかんなくてフツウなんだと思います。
「こんな人もいるんだな」と覚えていただければ幸いです。