冬の寒い中でも、外を歩いていると薄着でオシャレな人がたくさんいます。
雪国育ちの私よりも、拓けたところに住んでいる方のほうが寒さ耐性があるのではないでしょうか。
先日、特別変わったことはしていないのに、帰宅後ガタガタと震えが止まらず、コタツの出力を最大にしてもダメ。
これはやばいと布団にもぐり、横になっていたら1時間ほど眠っていました。
目が覚めた原因は肩と足の冷え。
掛け布団もしっかりと温かいものなので、普段は寒くて目覚めることはありません。
本格的に危険を感じ、白湯を飲みながら最大出力のコタツでガタガタと震えていました。
相方さんが帰宅後、首にマフラーを巻き、さらに厚手の上着を2枚、靴下も重ね履きをして熱を計ると、34.95と謎の数字。
風邪ではなく低体温?と首を傾げながら、再度計ると35.8とやはり体温は低め。
この日は1食しか食べておらず、それも消化の良いかけそば。
お腹が空いてはいるものの食欲もなく、体の中から冷え切っている感じでした。
とにかく温まろうと、いつもシャワーで済ますお風呂も、浴槽にお湯を張ってゆっくり入ると体はぽかぽかに。
食欲も出てきて軽く食事を済ませ、ぽかぽかしたまま眠って、だいぶ回復しました。
この不調の原因はハッキリしていませんが、おそらく冷えでしょう。
冷え症でありながら、冷えを甘く見ていたのがいけなかった。
これからは気を付けようと身をもって体験したできごとです。
前置きが長くなりましたが、男の私が実践している寒さ対策、対策アイテムを紹介します。
変わったものは使っていませんので、参考になれば幸いです。
防寒下着
代表的なのはユニクロの「ヒートテック」ですね。
通常の綿の下着とは異なり、確実に温かさを感じます。
アクリル、レーヨン、綿の割合が高い厚手のタイプがインナーとしてもおすすめ。
最近はVネックで9部袖のオシャレ着にも組み込める型もよく見かけるようになりました。
寒さ対策として考えると、半そでよりも長そでのインナーを着用したいです。
また、防寒下着でも薄手でペラペラのものは個人的にはイマイチ。
腹巻
「腹巻なんて」と侮ってはいけません。
腹部に1枚追加するとしないとではだいぶ違います。
お腹と腰を温められるので一石二鳥。
重ね着とは異なり、動きにくさがあまり感じられないのもメリットです。
カイロを組み合わせるとさらに効果は高まります。
オシャレなものがたくさんあるのは言わずもがなですね。
レッグウォーマー
男性はイメージしづらいアイテムかもしれません。
ざっくりと「ふくらはぎから足首までの腹巻」と考えていただけばイメージしやすいかと思います。
私は細身のパンツを履くため、やや締まりの良いレッグウォーマーを使い、足元がゴワゴワしないよう気を付けています。
普通の靴下にレッグウォーマーを着用していますが、足首が二重になって締め付けがきつい場合、くるぶし丈のスニーカーソックスにレッグウォーマーの着用で締め付けが解消されます。
自宅ではスニーカーソックスとレッグウォーマーの組み合わせにプラスして、もこもこの緩い靴下を重ねて履くと、より足先が温められるでしょう。
足首、ふくらはぎを温めると差は歴然です。
ネックウォーマー
レッグウォーマーの首バージョンです。
くしゃくしゃとやわらかく、頭を通せば防寒とオシャレを同時に得られます。
急いでいるときにも簡単に着用でき、ずぼらな私には欠かせないアイテム。
マフラーやストールなど、首を温めるのも非常に大切です。
ブランケット
こちらも男性はイメージしづらいかもしれません。
言い方を変えると「ひざ掛け」です。
正直、私も初めはブランケットを信用しておらず、使用してみて温かさに驚きました。
百聞は一見に如かずとは言ったものです。
机での作業、車の運転、椅子に座っているとき、ぜひひざ掛けを使ってみてください。
上着などでも代用は可能なので、ちょっとしたときにでも使えます。
さいごに
中学生の頃は雪国にも関わらず、家では年中半袖で生活していた元気溢れる少年でした。
それが今では冷え症とめまいに悩むアサラーに…。
痩せ型で体脂肪が少ないのも冷え症の一因でしょう。
食事に興味がないうえに少食。
運動する機会も減り、このままでは改善どころか悪化してしまいそうです。
冷えへの対策を駆使しながら、体質の改善を行うのが最善の策。
できることから取り組み、少しでも良い方向へ向けたらと思います。
立春が過ぎ、春も近付いてきましたが油断は禁物です。
しっかり防寒対策をして健やかに過ごしましょう。