僕は潔癖の気があります。
お菓子を箸で食べていたり、手を洗うのが面倒でみかんやブドウなどを避けていたり。
また、手を使う作業をするたびに手を洗います。
自分の定義で、とにかく手を汚さずにいたい、手がサラサラでありたいと常に意識していました。
現在ではだいぶ落ち着いていますが、やはり今でも手はきれいでいたいと思い続けてしまっているのは変わりません。
手を汚さないで食べるものといえば、菓子パンが代表的ではないでしょうか。
封を切り、パンの頭を出して食べる人は少なくないと思います。
お気に入りのバウムクーヘンも、同じように食べていました。
しかし、それらの食べ物が納まっている袋のほうが、よほど汚いのではと考えるようになりました。
袋を開封して、食べ物をちょこっと出して食べる際に、袋に口が触れたことはありませんか?
その袋は誰がどんな手で触ったかわからない。
運搬中に落としている「カモ」しれない。
だからといって、確実に何かが起こるわけでもありません。
これからの季節、インフルエンザやノロウイルスなどの病気が流行します。
したがって、とくに冬場は、食べ物を触って手が汚れることよりも、病気を避けるのを最優先にして袋から出して食べることを意識しています。
食べ物を包んでいる袋の意味を考えると、やはり食べ物を保護するためです。
手を汚さないで食べるためではありません。
その用途ならば、アイスの棒のように、さらに袋に包まれているでしょう。
ファーストフードのように、その場で食べ物を包むでしょう。
あれが汚い、これが汚いと考えだしたらキリがありません。
考えすぎはよくないですが、風邪など自分に対してマイナス作用の起因となる可能性があるのならば、手を汚したほうが良いと判断しました。
また、手は洗えば何度でも使える、最高の宝物だと気付くキッカケにもなりました。