スマートフォンが普及してきた今日、ガラケーはダサい、時代遅れなどの言葉をよく耳にする反面で「スマホを使いこなしていない」「宝の持ち腐れ」などの言葉も耳にします。
そこで"使いこなす"という事はどういう事なのかと疑問に思いました。
スマートフォンを持たず、ガラケーを持っている方は、電話、メールができればいい、タッチパネルは使いづらそう、料金が高い、等のガラケーのメリットを重視しているからだと思います。
それと同じく、スマートフォンを使用している方も、様々なアプリが使える、SNSが活用しやすい、情報を共有しやすい、スペックの高いゲームができる、等の様々なメリットを感じているから、スマートフォンを使用しているのだと思います。
実際にスマートフォンを使いこなしている方はどのくらいいるのでしょうか。
http://japan.internet.com/allnet/20120131/3.html
上記の記事では"完璧に使いこなせている"と思っている方は8.3%とありますが、使いこなす定義があるわけではないので、使いこなせていると思っている8.3%の中でも様々な方々がいる事が予想されます。
ぼくも"使いこなせているか?"と尋ねられたら、使いこなせていないと答えます。
「使いこなせないから持たない」や「使いこなせてないじゃん」など、スマートフォンには何故か"使いこなす"という言葉がセットになっているのが不思議で仕方ありません。
確かにスマートフォンは難しい機械である事は否めないので、一昔前のPCと似たような感覚なのでしょうが、今日では"PCは使いこなせないから購入しない"という意見はあまり聞かない気がします。
それこそPCであれば、スマートフォンより様々な事ができるものなのに、「ネットサーフィンしかしていない」と言っても、もったいないという人は少ないでしょう。
これらの事を踏まえて、ぼくはスマートフォンを使いこなしている、使いこなしていない、などの基準みたいなものは、必要ないのではないかと思います。
使いこなせるに越した事はないのですが、使いこなせていないと思っている方がたくさんいる中で、いかにその活用方法を広げていくかが、スマートフォンを持つ楽しみではないかとぼくは考えています。
20~30代のスマートフォン利用に関する意識調査 | AdverTimes(アドタイ)
上記のリンクを参照し、スマートフォンでSNSを主にやっている、ゲームを主にやっている、情報収集を主にやっている、ブラウジングを主にやっている、音楽を主に聞いている、電話、メールしかしない、人それぞれの様々な用途があり、その用途は自己満足で良いと思うのです。
そこでほんの少し活用できる幅を広げていけば、できる事が増え有効に活用していると感じられるのではないでしょうか。
アプリ紹介、スマートフォン活用術の記載されている書籍や、サイトに需要があるのも、スマートフォンでしたい事、できる事をたくさんの方々が知りたいと思うからです。
持ち腐れとおっしゃる方は、活用術を教えてあげてください。
使いこなせていないと思う方は、情報誌、情報サイトを覗いてみてください。
今のままでいいと思う方は、そのスマートフォンライフを堪能してください。
楽しみ方は人それぞれだとぼくは思うのです。